5月 21, 2022 アパレル 流通業 0

スペインに本拠を持つファースト・ファッションの大手ザラ(インディテックス)は、オンラインで購入された商品の返品に関して、€1.95($2.07)の手数料を課すと発表し話題になっている。返品受付場所のドロップ・オフ・ポイントで返品された商品に課され、店舗での返品は引き続き無料となる。返品可能期間は30日以内で、複数の返品は同じ箱で梱包して返品は出来ない。顧客の反応は反対意見が多いが、返品を悪用する顧客の存在を理解する消費者もいる。日本のユニクロスポーツ・ダイレクトネクストなど一部のアパレル・チェーンは既に返品手数料を課している。

インディペンデント

Inditex Logistics

*ビデオはザラの配送センター/Inditex Media Kit

オンライン購入の返品率は20%ほどと推定されており、アパレルだけの率は分からないが、サイズを余分に購入して合わない商品は返品するケースなども多い。Amazon傘下の靴のザッポスは、最初から複数のサイズで注文し、合う商品を選択する様に勧める事で、オンライン購入のバリアを減らしている。簡単な返品は顧客サービスと考えられているアメリカでは、有料の返品にはまだ抵抗が多い。ただ最近、若者の間で人気となっている、リサイクル商品の購入や売買などの傾向を考え合わせると、返品に対する意識も少しずつ変わってきているのかも知れない。