6月 22, 2022 スーパーマーケット 流通業 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、英国のオカドと提携して開発している最新のCFCが、コロラド州オーロラでも稼働を始めたと発表した。既に稼働しているオハイオ州モンロー、フロリダ州グローブランド、ジョージア州フォレスト・パーク、テキサ州ダラス、そしてウィスコンシン州プレザント・プレイリーに加えて6ヵ所目となり、今後も10数ヵ所のCFCを開設する計画である。これらCFCでは、1000台以上のボッツと呼ばれるロボットが、垂直水平方向に動いて商品の収納とピックをコンピューター管理で自動的に行う。ピックされた商品はピック・ステーションに送られ、社員が配達用のトートに詰めた後、配達用バンに積み込まれる。最大20件分の収納できる冷蔵装置付きのバンは、コンピューターによって最適なルートが示され、配達人は最大90マイルまで効率良く配達する。これらCFCがハブとなり、配達拠点となるスポーク施設も建設されており、配達地域の拡大と共に速い配達を実現している。つい最近も、南フロリダのマイアミで6万平方フィートの広さを持つスポーク施設が稼働し始めており、同州グローブランドのCFCの中継基地となり地域の配達を担っている。クローガーはフロリダ州にはジャクソンビル近くに1ヵ所だけリアル店舗を営業しており、その他はグローサリー配達だけで地域の顧客にサービスしている。

クローガーは、傘下に持つビッグ・データの子会社84.51°の分析力を駆使して、パーソナライズされた販促をおこなっている。インフレ環境下でも、富裕層だけでなく中流以下の世帯に対しても、品揃えの多いPBなどで奉仕して成長している。