6月 23, 2022 ディスカウント・ストア 流通業 0

最近、AR(拡張現実)を使ったアプリがアパレルやホーム商品の販売でよく使われる様になった。Home Depot, IKEA、Wayfair, Target, Amazon, Sephora, Warby Parkerなど数多くの小売業がこのテクノロジーを活用しているが、ウォルマートも、同社アプリにARを使った新しい機能を加えると発表した。7月初めから展開される機能によって、家具とホーム雑貨を、自分の部屋などをバックにスマホで観る事ができる様になる。当初は300アイテムの利用が可能となり、その後バック・ツー・カレッジの商品なども加えられる。使い方は簡単で、AR可能な試したい商品をウォルマート・アプリで選び、「View in your space」のバナーをクリックすると商品が部屋の内部をバックに表示される。また、他社のアプリと違って、商品を部屋の外へ動かそうとすると、スマホのバイブレーションで注意してくれる。身体障害者用の特別な機能も用意されており、ジェスチャーで商品を画面上に置いたり、耳の不自由な人達には、音声で描写する事が出来る様に工夫されている。加えて、社員が既に店舗内で利用しているアプリ機能の一部を顧客にも開放する。例えば、店の売価札をアプリでスキャンすると、商品の詳細やその顧客の好みの商品を見つける事などが可能となる。また、ロールバックの販促情報なども得られる。ウォルマート・グローバル・テクでは、常に社員の仕事を円滑にかつ生産性高く行えるように、そして顧客の買物経験を簡単で楽しいものに出来る様に努力を重ねている。

Walmart APP AR

ショッピング・アプリのAR機能はまだ改善の余地は沢山あると思うが、ヘルプになることは間違いない。ウォルマートの主要顧客が頻繁に利用するとは思えないが、大学生などの層には使われるだろう。筆者も、ウォルマートで商品を探す時は良くアプリを使っているが、棚番号だけ分かっても陳列場所を探すのに手間取る事が多く(無いことも多い)、ホーム・デポのアプリの様に、通路内の陳列場所と棚板の高さまで表示されると便利である。頻繁に陳列が調整されるグローサリーでは難しいかも知れないが・・・