6月 29, 2022 スーパーマーケット 流通業 0

Amazonは、Fresh Grocery Storeなどフィジカル店舗網が拡大する中、これらの店舗で集められた、顧客の購買動向の情報を集計して、食品メーカーなどが商品開発や販促キャンペーンなどに活用出来る様に分析データとして提供すると発表した。Amazonはジャスト・ウォークアウト・テクノロジー及びダッシュカート(限定的だが)によって、このテクノロジーが導入されている店舗では、消費者がどの様に商品を見つけるか、どういう比較がされるか、そして購入が判断される状況などインサイツを集める事が出来る。また、店内のデジタル・サイネージなどの効果を数値化することも簡単になる。これらの情報を提供することで、パートナーとなるメーカーの商品改善や開発のための情報にするとともに、Amazonの収入源の一つとなる。尚、提供情報は全て集計されたもので、顧客の個人情報は、写真などを含め一切明かされず、顧客が望めば集計情報から除外されるリクエストも出来る様になっている。

小売業の購買動向の調査ではニールセンが著名で、メーカーなどの貴重な情報源となっている。数値だけでなく、実際店頭などで調査も行っており、深い分析を行っている。Amazonのアナリティックスは、これをAIで集計して使いやすい様に編集して提供する事になる。既にある情報を再パッケージするだけで可能となり、その結果、効果的な販促を受ければ売上の増加にもつながる。急速に増えているFresh Groceryは、想定売上が達成できていないところが多い様で、最近はメールでチラシ広告が良く送られてくるようになった。数日前に送られてきたチラシでは、プライム会員を対象に、選択された商品が20%割引となっている。頻繁に購入する商品も入っているので、このプライム会員対象の割引は、インフレ下で効果があるかも知れない。

Amazon Fresh Flyer – 6/29-7/5/2022