8月 9, 2022 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、同社の会員サービスであるウォルマート+の会員数拡大に注力しているが、Amazonのプライム会員に比べると、ストリーミング・サービスが不足しているため、ディズニー、パラマウントやコムキャストと、ストリーミング・サービス提供のための提携を話し合っていると報じられている。ウォルマートは、以前2010年にブードゥー(Vudu)を買収し、オンデマンドを中心としたストリーミング・サービスを提供していた経緯があるが、その後2020年にはファンダンゴに売却している。同年後半、オンライン購入の無制限配達を中心とするウォルマート+が発足され、付随サービスとして、ウォルマート店舗でのスキャン&ゴー利用とガソリンの割引が付けられた。

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近年、地上波放送のテレビ視聴やケーブルTVのサブスクリプションは減っており、代わってインターネットを利用したストリーミング・サービスが急増している。特にパンデミック中には娯楽の中心ともなり、主要メディア企業であるディズニーやパラマウントも、独自のストリーミング・サービス提供を始めており、その普及に携帯電話会社のT-モービルやベライゾンと提携して販促している。ウォルマート+も、今年5月にスポティファイの音楽サービスを6ヵ月無料で提供し始め、ビデオのストリーミング・サービスの必要性を痛感していると見られる。同社広報はこの件についてコメントしておらず、合意が得られるかどうかは未知数だが、もし実現すればウォルマート+の普及に貢献するのは間違いないだろう。メディア会社にとっては、ウォルマートとの提携によって、音楽や映画の宣伝に加え、関連商品販売の面で寄与する事になる。ニューヨーク・タイムス