8月 23, 2022 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店チェーン大手のメイシーズは、7月30日で終わった2022年度第2四半期の総売上が前年比0.8%減少して56 億ドル、既存店売上は直営部門で1.5%、ライセンス部門を含むと1.6%、それぞれ減少した。純利益は20.3%減少して2.8億ドル、1株あたりの利益は8.3%減少して$0.99だったと発表した。デジタル売上は5%減少して総売上の30%(前年度は32%)となった。

メイシーズ・ブランドの既存店売上は直営部門だけで2.9%、ライセンス部門を含むと2.9%、それぞれ減少した。メイシーズのアクティブ客数は4,390万人となり、前年比で7%増えている。スター・リワーズ・プログラム会員の売上は全体の70%ほどを占め、前年比で5%ほど増えている。好調だったカテゴリーは、キャリアとテイラード・スポーツウェア、フレイグランス、靴、ドレス、旅行用鞄などのオケージョン商品だった。

ブルミンデールの既存店売上は、直営部門で8.8%、ライセンス部門を含むと5.8%、それぞれ増加した。ブルミンデール・ブランドのアクティブ客数は400万人となり、前年比14%増加した。好調だったカテゴリーは、女性、男性、子供のコンテンポラリーおよびドレッシーなアパレルと旅行用鞄だった。

ブルーマーキュリーの既存店売上は7.6%増加、アクティブ客数は70万ほどとなり、前年比9%増加した。

在庫回転率は前年並み、2019年と比較すると15%改善している。在庫額では前年比7%増加、2019年比では8%減少した。不安定なサプライ・チェーンが続いているため、在庫管理を徹底している。

今年度全体では、売上で243.4億ドルから245.8億ドル、調整後1株あたりの利益え$4.00から$4.20の予測に下方修正している。

インフレの影響もあり、裁量支出の減少がメイシーズの売上に表れている。一方、富裕層の消費にはまだ影響が出ていない様だが、今年後半には影響が出始めると予測している。グローサリーを扱うディスカウント・ストアやスーパーマーケットと明暗を分けている。