8月 25, 2022 ダラー・ストア.チェーン 流通業 0

ダラー・ジェネラルは、7月29日で終わった2022年度第2四半期の売上が前年比9.0%増加して94億ドル、既存店売上は4.6%増加、営業利益は7.5%増加して9億ドル、純利益は6.4%増加して7億ドル、1株あたりの利益は10.8%増加して$2.98だったと発表した。

生鮮商品強化のDGフレッシュ配送によって、同期2,700ヵ所以上の店舗で青果を販売しており、年度末までには3,000店舗以上に拡大する。また、冷蔵機器は17,000ドア数を増やし、年度末までに65,000にする計画である。ヘルス関連商品を充実させるDGウェルビーイングも拡大し2,700店舗で提供、年度末までに4,000店舗にする。店舗関連では、227ヵ所の新開店、553ヵ所で改装、30ヵ所の移転を行った。今年度全体では1,010から1,060ヵ所の新開店、1,795ヵ所ほどで改装、125ヵ所ほどの移転を計画している。セルフ・チェックアウトは1万店舗に導入され顧客に利用されている。全てのレーンをセルフ・チェックアウトにした店舗も、年度末までに200ヵ所に増やしてテストを拡大する。デジタルでは、アプリのアクティブ・ユーザーが450万人となっている。ドアダッシュとのパートナーによる配達は、既存客と新規顧客に人気を得ており、現在13,300店舗でサービス提供をしている。宣伝広告のDGメディア・ネットワークは、8000万人の顧客情報をもっており、CPGメーカーの協賛が増えている。

Dollar General Flyer August 21-27, 2022

ダラー・ツリーは、7月30日で終わった2022年度第2四半期の売上は、前年比6.7%増加して68億ドル、既存店売上は4.9%増加、営業利益は25.7%増加して5億ドル、純利益は27.4%増加して4億ドル、1株あたりの利益は30.1%増加して$1.50だったと発表した。

部門別では、ファミリー・ダラーの既存店売上は2%増加(客数は1.2%減少、客単価は3.3%増加)、必需品の既存店売上は4%増加、それ以外の売上は4.1%減少した。売上構成では、必需品が77.3%を占め、前年比で1.5%増えている。店舗関連では、同期に95ヵ所を新開店、24ヵ所を移転、257ヵ所を改装した。また、ダラー・ツリーとのコンボ・ストアは540ヵ所となり、生産性と利益性をあげている。

ダラー・ツリーの既存店売上は7.5%増加(客数で5.8%減少、客単価で14.2%増加)、売上構成では必需品が46.8%だった。店舗関連では、32ヵ所を新開店、5ヵ所を移転し全体で2,170店舗となった。うち697店舗では、複数の売価商品が在庫されている。

今年後半に関して、引き続きサプライ・チェーン改善、生産性の改善を進める。また、売価投資を増やすと述べており、利益率の多少の減少が予測される。

全米の消費者の30%を占めるルーラル地域に多くの顧客を持つダラー・ストア・チェーンは、インフレーション下で食品を含む必需品の売上が増加している。ただ、消費者の購買力が上がっている訳ではなく、競争力のある売価を維持できるサプライ・チェーンとソーシングが重要になってきている。