8月 27, 2022 オフ・プライス・ストア デパートメント・ストア 流通業 0

高級百貨店チェーンのノードストロムは、7月30日で終わった2022年度第2四半期の売上が前年比12.0%増加して40億ドル、純利益が57.5%増加して1億ドル、1株あたりの利益が57.1%増加して$0.77だったと発表した。

部門別では、ノードストロム・バナーの売上が14.7%増加、ノードストロム・ラックの売上は6.3%増加、デジタル販売は6.3%増加し、全体の38%を占めた。今年は年次セールの時期が第2四半期となり、+4%ほど売上に寄与している。

同期にASOS/Norodstrom*を1ヵ所新規開店し、全体で357店舗チェーンとなった。2020年全体では、クレジット・カード収入を含む総収入で5%から7%の増加、1株あたりの利益で$2.45から$2.75の予測に下方修正している。

*英国のオンライン・ヤング・ファッション・ブランドASOSが、今夏初めてノードストロムで販売を始め、ロサンゼルスのグローブに開店した

LOS ANGELES, CALIFORNIA – MAY 20: A view of the atmosphere during the ASOS | Nordstrom Store Opening at The Grove on May 20, 2022 in Los Angeles, California. (Photo by Gonzalo Marroquin/Getty Images for Nordstrom)

業績発表時の重役のコメントでは、廉価商品在庫が増えており、今年後半値引き販売で消化する。オンライン購入の配達の生産性を改善し、配達を平均3日間縮める計画である。これによって、返品を減らし運営コストを下げる。これらは、サプライ・チェーン全体の視認性を高め、販売予測を改善して達成する。また、即日と翌日の店舗ピックアップを特定地域で拡大するなど述べられている。

先日発表されたメイシーズの業績と同様に、富裕層の購入が増え、中流以下が伸びていない。7月の消費者物価指数は、食品とエネルギーを除いて過去12ヵ月で5.9%上昇しており、ノードストロム百貨店は販売量でも増加、ラック店はほぼ横ばいとなる。今年後半は、富裕層にもインフレーションの影響が出るとの予測で、業績予測を下方修正したとみられる。今年の年末商戦は、昨年よりさらに早まるだろう。