8月 29, 2022 スーパーセンター スーパーマーケット ダラー・ストア.チェーン ディスカウント・ストア フードサービス リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 経済 0

農務省経済調査センターは7月の消費者食品物価指数が、6月から1.1%上昇、前年同月比では10.9%の上昇だったと発表した。うち内食は62.0%を占め1.4%上昇(前年同月比13.1%上昇)外食は38.0%を占め、前月から0.7%上昇(前年同月比では7.6%上昇)している。

食品アイテム 2022年7月/6月2022年/2021年2021年全体
牛肉と子牛-0.1%+3.4%+9.3%
豚肉+0.9%+7.6%+8.6%
その他の食肉+0.5%+15.2%+2.9%
鶏肉+1.2%+16.6%+5.1%
鮮魚とシーフード-0.6%+8.7%+5.4%
鶏卵+4.3%+38.0%+4.5%
乳製品+1.7%+14.9%+1.4%
食用油+2.9%+20.8%+4.6%
フルーツと野菜+0.4%+9.3%+3.3%
砂糖と甘味料+2.0%+11.4%+3.0%
シリアルとベーク商品+2.0%+15.0%+2.3%
非アルコール飲料+2.0%+13.8%+2.8%
その他食品+2.0%+15.9%+2.2%

食品のインフレはまだ収まっていない様である。連邦準備制度議長のジェローム・パウエルは、今後もインフレ抑制を進めると述べており、誘導金利引き上げ続行を示唆している。

最近消費者の利用が増えている、商品の簡易割賦購入(BNPL:Buy Now, Pay Later)によるグローサリー購入が増えているとCNNが報じているアップルペイパルジップなどが提供しており、年間1,000億ドルの規模に達しており、ここ数年で1兆ドルから4兆ドルに達すると予測されている。これらは主に、高額商品購入時に使われてきたが、最近は生活必需品購入にも使われるケースが増えているそうである。BNPLは通常、購入額を4回に分け、6週間で支払う事ができる。ここまでは無利子となるが、もし返済が遅れると、ペナルティーと高い利子が加算され、クレジット・ビューローにレポートされる。生活必需品購入のための利用は危険信号とも言える。

Zip – Buy Now, Pay Later