10月 4, 2022 ドラッグ・ストア 流通業 0

ウォルグリーンズは、他の薬局チェーンと同様に薬剤師及びテク不足を経験している。この問題による作業のボトルネックを解消するために、セントラライズされた調剤のフルフィルメント・センターを開設し、調剤ロボットによる効率的な処方をするとWSJが報じている。既に1ヵ所はダラスで稼働しており、今後も拡大し、究極的には取り扱い処方箋の40%から50%を処理する計画である。1ブロックほどにまたがる大型のセンターでは、ロボットが、色分けされた錠剤を仕分けし、コンベア・ベルトで移動されて容器に詰める。1秒間に5枚の処方箋を処理できる能力があるそうで、薬剤師の作業を軽減し、全社で年間10億ドルの経費節減になると予測されている。作業が軽減された薬剤師は、本来の仕事でもある患者とのコンサルテーションやワクチン接種などに時間を割くことが出来るようになる。COVID-19のパンデミック以来、ワクチン接種や感染検査など薬剤師の仕事は増えており、ウォルグリーンズの9,000ヵ所程の店舗のうち、1/3の店舗では薬局の営業時間を短縮して対応をしている。センターは10数人から100人ほどの社員が、ロボットが処理できない、吸入される喘息薬などを扱う。また、すぐに必要な調剤は、薬局の薬剤師が扱う。テクノロジーはウォルグリーンズが4.5億ドル出資しているiAのオートメーション・ソフトウェアとテクノロジーを使っている。同社は、他の薬局チェーン、病院などを含め、国内で1,000ヵ所程のフルフィルメント・センターの運営を行っている。ビデオはこちら

調剤ロボットは、20年以上前から使われているが、ほとんどが店舗に設置される小型の機器で、薬剤師の管理のもとで処方されていたが、最近大規模な施設が増えている。ウォルグリーンズCEOであるロズ・ブルーワーは、現役員会議長のステファノ・ペシナが始めた、生産性改善のトランスフォーメーションを踏襲しており、成長戦略と共に今後も進めると、至近の業績発表でも述べている。