昨日、小売関連部門での採用凍結が報じられたAmazonは、今日、今年のホリデー商戦を前に、15万人を雇用すると発表した。これら新社員は、フルタイム、季節雇用、パートタイムなどで、国内全体で雇用される。時給は地域によって変わるが平均$19以上となる。仕事内容は、フルフィルメント・センターでのストウイング、ピッキング、パッキング、シッピング、配達などとなる。同社では、過去に季節雇用された社員で、長期のフルタイムに移行した社員も少なくない。フルタイム社員には、大学の奨学金制度もあり、キャリア・アドバンスメントも提供されており、今年だけでも2万人の現場社員が昇進している。
これで、主な大手小売の季節雇用は出揃っている。既に発表されているのは、ウォルマートが4万人、ターゲットが10万人+3万人/サプライ・チェーン、メイシーズは4.1万人となる。Amazonは来週からプライム会員を対象に特別セールが始まるが、今回の社員募集はその後の人員確保の様である。それとも昨日のニュースに対する広報だろうか?