10月 21, 2022 ESG ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、ESGレポートの一環となるソーシャル(S)の進捗レポートとなる、2022年中期の文化、多様性、エクイティ、包含のレポートを発表した。全体に進行しているが、鍵となるいくつかの分野で顕著な改善が見られた。国内での女性のシニア・リーダーシップは、2020年以来最高となっている。マクロ環境と同傾向で、世界中での女性社員数は今年の1月末と比較して0.32%減っており、全社員の53.45%を占めた。国内のオフィサー数では7月末で36.38%を占め、1月末から4.58%増加している。世界中では36.32%を占め、2年前から5.51%増えている。管理職全体では女性が46.19%を占めている。また有色人種のシニア・リーダーシップに占める割合は2020以来最高で、1月末から3.8%増え28.76%となった。また、今年度新規雇用された社員の58.04%は有色人種だった。ただ、黒人の占める割合は0.37%減って20.75%となっており、ヒスパニックとアジア系が増えている。この進歩を土台にして、教育、経済、保健、刑事訴追などに渡る人種的エクイティ改善を目指すとチーフ・ピープル・オフィサーのドナ・モリスは述べている。

エンバイロメント(E)でも、再生エネルギーを促進する「オーステッド」とのパートナーシップによって、ウォルマートのサプライヤー5社を含めて、風力発電の電気を今後12年間に渡り年間25万メガワットを購入する合意も発表している。これはガソリン車45.8万台が1年間に排出する炭素排出量の低減に相当する。

ESGリサーチとデータ会社のサスイナリティックスによると、ウォルマートは、ESGリスクのレーティングで24.6で中間リスク、業界198社中100位となっている。因みにターゲットは14.5である。*10-20が底リスクで30-40が高リスクとなる。