11月 3, 2022 ディスカウント・ストア 流通業 経済 0

全米小売業協会(NRF)は、今年11月と12月のホリデー商戦の売上が、昨年の8,893億ドルから6%から8%増加、9,426億ドルから9,604億ドルに達するとの予測を発表した。2021年は2020年比で13.5%増加しており、過去10年の平均伸長率は4.9%となる。オンラインを含む無店舗販売の売上は10%から12%増加、2,628億ドルから2,676億ドルになると予測している。CEOのマッシュー・シェイは、多くの消費者は悪環境下で、貯蓄やクレジット・カードも利用して、ホリデーの買物をするだろうと述べている。

この売上予測は、商務省の季節調整前の小売売上高をベースに、自動車と用品、ガソリン、フードサービスの売上を除いて算出されている。

消費者物価指数は、9月の時点で前年比8.3%上昇しており、販売量では成長しない事になる。*物価指数はエネルギーや自動車も含めた数字

食品インフレーションで影響を受けている消費者が多い中、ウォルマートは、11月24日のホリデーの食事で顧客が少しでも節約できるように、食材などを昨年の価格で販売すると発表した。感謝祭でよく食される七面鳥も含む食材が、12月26日まで割引され顧客にホリデーの食事を楽しんでもらう。

Walmart Holiday Meals

同社のスローガンである「セーブ・マネー、リブ・ベター」を地で行っている。店舗でどういう案内になっているか分からないが、うまく広めると顧客にアピールする試みだと思われる。Kudo for Walmart!