11月 5, 2022 フードサービス 流通業 0

スターバックスは、10月2日で終わった2022年度第4四半期及び通年の業績を発表した。第4四半期の総収入は前年比3%増加(13週比較では11%増加-2021年は14週間)して84億ドル、既存店売上は7%増加(国内では11%増加)、営業利益は19.3%減少して12億ドル、純利益は50.2%減少して9億ドル、1株あたりの利益は49.0%減少して$0.76だった。通年では総収入が前年比11.0%増加して323億ドル、営業利益が5.2%減少して46億ドル、純利益が20.1%減少して33億ドル、1株あたりの利益が20.1%減少して$2.83だった。

年度末の店舗数は、6,000ヵ所を超えた中国を含み、世界83ヵ国で35,711店となった。国内のスターバックス・リワーズの会員数は16%増加して2,870万人となった。

北米と国内の既存店売上は前年比11%増加(客単価+10%、客数は+1%)、国際の既存店売上は5%減少(客数は-5%、客単価は-1%)、中国の既存店売上は16%減少(客数は-17%、客単価は-1%)だった。第4四半期に763ヵ所の新開店を行い、総店舗数は35,711となり、うち51%が直営店、49%がライセンス店となる。国内(15,878)と中国(6,021)の店舗数合計は15,878ヵ所となり、全体の61%を占めている。

同社の暫定CEO及び創業者のハワード・シュルツは、イタリアのミラノからコンフェレンス・コールに参加している。同地でスターバックス創業を思い立ち、40年で飛躍的な成長を遂げた歴史をミラノで顧みていると最初に述べている。全体の営業利益率は前年より2.5%減少して14.3%となった。これは設備投資、人件費引き上げ、インフレーション、そして中国でのCOVIDによる店舗閉鎖などが主要な要因だった。逆に、北米での戦略的売価は増加要因となった。これは、カスタマイズされた飲料が全体の69%を占め、コールド飲料は76%に達し、客単価増加に大きく影響している。また、パンデミックの終焉に伴い、客数も2019年のベースにほぼ戻っている。今後もデジタル・バリスタやパートナー・リワーズなどに投資し、顧客経験とパートナー(社員)経験を改善していく。

Starbucks Holiday Cold Brews

社員の待遇改善などで経費が増えているが、客数のベースがパンデミック以前に戻れば成長は維持できるだろう。景気が不透明な時期で、リベンジ消費のプチ贅沢が増えてきていると思われる。