11月 9, 2022 スーパーマーケット リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 0

ディスカウント・グローサーのグローサリー・アウトレットは、10月1日で終わった2022年度第3四半期の売上が前年比19.4%増加して9.2億ドル、既存店売上は15.4%増加(過去3年では20.2%増加)、純利益が2.1%増加して1,750万ドル、1株あたりの利益は横ばいで$0.17だったと発表した。今期6ヵ所で新規開店し、全米8州で431店舗チェーンとなっている。

また、別のプレス・リリースで、同社CEOのエリック・リンドバーグが来年1月1日づけで役員会議長に就任、後任には現COOのRJ・シーディーが選ばれ役員会にも加えられたと発表している。

業績発表時に投資家とのコンフェレンスでは、好調な業績をベースに今後も年間10%ほどの店舗網拡大を行うと述べている。

インフレーション下で、バーゲンを求める顧客が増え同社の成長を支えている様である。同社はフランチャイズで、それぞれの店舗はオーナーが運営しており、地域に密着したサービスを提供している。また、商品在庫は、本社の管轄となり、店舗で売れた時点で利益をフランチャイジーと折半するやり方で、オーナーを、在庫管理やバイイングの任務から解放し、地域の購買動向に応じて、本部が仕入れた商品の選択をするだけで適切な品揃えができるようにされているユニークなシステムを持っている。