11月 30, 2022 オンライン・リーテイラー スペシャリティー・ストア スーパーマーケット ディスカウント・ストア デパートメント・ストア 流通業 経済 0

全米小売業協会(NRF)は、今年の感謝祭週末の買物客数が、事前の予測を上回り1億9,670万人に達したと発表した。2021年比では1,700万人増えており、この調査が始められた2017年以降最多となった。NRF CEOのマッシュー・シェイは、インフレーション下でも消費者は出来る限り予算をさき、小売業界は彼らに便利なオムニチャネル販売とセールを提供して奉仕した結果だと述べている。調査対象者の76%(2021年は70%)感謝祭週末に買物をしたと答えている。うち店舗を訪れた消費者は1億2,270万人となり前年比17%増加、オンライン買物客は2%増加して1億3,020万人だった。買物日では、ブラック・フライデーが一番多く7,290万人ほど(2021年は6,650万人)が店舗を訪れ、土曜日が6,340万人(2021年は5,100万人)だった。また、土曜日の買物客の77%は、中小のビジネスで購入するようにしたと答えている。オンラインでは、ブラック・フライデーが8,270万人、サイバー・マンデーが7,700万人、また、サイバー・マンデーの買物客の59%(2021年は52%)はモバイル機器を利用した。購入先では、オンラインが42%、百貨店も42%、グローサリー・ストアとスーパーマーケットが40%、衣料とアクセサリー店が36%、ディスカウント・ストアが32%だった。

消費額は平均$325.44(2021年は$301.27)で、$229.21はギフトに使われた。90%の買物客は、ディールは昨年と同程度か良かったと答え、47%の回答者は既にホリデーの買物が終わったと答えている。ギフトの購入商品では、衣料とアクセサリーが50%、玩具が31%、ギフト・カードが27%、書籍/ビデオ・ゲーム/他のメディアが24%、食品とキャンディが23%、エレクトロニクスが23%だった。

この調査は11月23日から27日の間で、3,326人の成人を対象に、プロスパー・インサイツ&アナリティックスによって行われた。

一方、Amazonは感謝祭の週末で、これまでの記録となる売上があり、顧客は数百万のディールを利用したと発表した。数字の詳細は発表していないが、商品カテゴリーでは、ホーム、ファッション、玩具、ビューティー、Amazon機器などで、アイテムではエコー・ドット、ファイア・TV・スティック、アップル・エアポッズ、ハスブロ・ゲーミング・コネクト4、バーツ・ビーズ・クリスマス・ギフツ、チャンピオン・アパレル、ニューバランスのアパルと靴、Amazon・スマート・プラグ、エコー・ショー、任天堂スイッチなどが人気だった。また、中小のセラーも人気で、国内で10億ドル以上の売上となった。