ホリデー商戦たけなわの年末でオンライン注文も急増している現在、ポーチ・パイレーツも増えている。保安関係の調査を行なっているセーフワイズは、最近1,000人のアメリカ人を対象に行われた2022年の調査結果で、過去12ヵ月で玄関で盗まれたパッケージの数は推定2億6千万だったとレポートしている。盗難が多かった都市ではサンフランシスコがトップで、シアトル、オースチン、ハートフォード、サクラメント、ロサンゼルス、ポートランド、フレスノ、ミルウォーキー、ニューオーリンズと続く。州別ではカリフォルニアが圧倒的に多く、盗難数トップ10都市のうち40%はカリフォルニア州だった。被害額では、全体の40%が$50から$100で、総額では195億ドル(約2.6兆円)となる。
被害を防ぐための対策として、配達の通知、受け取り署名、玄関先の照明、保安カメラ、セキュリティー・システムなどがあげられている。

筆者も数回盗難に遭ったことがあるが、全て販売元が同商品を送ってくれており損害はなかったが、販売元のコストにはなっている。最近は、可能な場合は出来るだけ在宅時に配達される様にリクエストし、配達通知を受け取ったらすぐにピックアップするようにしている。ほとんどの盗難商品は、それほど高価なものではないと思うが、フリーマーケット(蚤の市)やebayなどで販売されているそうである。