ブランドスパークが昨年と今年行った消費者2万人以上の調査結果で、従来型のグローサリー・チェーンではウォルマート、ディスカウント・グローサリー・チェーンではアルディが、それぞれ最も信頼されている企業として選ばれた。地域別では、従来型では西部がセーフウェイとウォルマートが同率、南部ではウォルマート、中西部ではクローガー、北東部ではショップライト、ディスカウント型では、西部がグローサリー・アウトレット、南部がアルディとウォルマートが同率、中西部ではアルディ、北東部でもアルディとなる。
食品のインフレーション下で、ディスカウントの人気が高まってきている。
労働省労働統計局は、2022年12月の就労者数が22.3万人増加、失業率は11月の3.7%から3.5%に下がったと発表した。失業者総数も570万人に減少した。労働参加率は62.3%に、人口比では60.1%に微増し、2020年2月(コロナ以前)の、それぞれ63.4%/61.2%に近くなっている。就労希望を持っているが働いていない人達の数は520万人に減少、2020年2月の510万人に近づいている。潜在失業者数は130万人に減少、彼らは労働市場から離れており、過去1年間に仕事を探した事があるが、至近の4週間に求職していない為、失業者として数えられていない。農業以外の民間の平均時給は$32.82で前年比で4.5%上昇している。製造業で管理職以外の社員の平均時給は$28.07だった。
主な雇用数の前月からの増減は、建設が+28、製造業が+8、卸し業が+12.1、小売業が+9.0、運輸倉庫が+4.7、公益事事業が+1.6、情報産業が-5、金融が+5、専門職が-6、教育保健業界が+78、レジャー産業が+67、その他サービスが+14、公務員数が+3だった。(単位は千人)
就労状況は、全体的に悪くないが、新規雇用が減ってきており、今後の労働市場の冷え込みが予測される。