PLMA(プライベート・ラベル・マニュファクチャラー・アソシエーション)が発表した2023年1月のPBの売上は、前年比で10.1%成長、ナショナル・ブランドの4.3%を大きく上回った。IRI Unifyがまとめた17部門のPBの成長率では、3部門を除き売上が成長している。冷蔵食品がトップの成長率で18.4%、飲料が次いで17.3%、ベーカリーが16.3%、ジェネラル・フードが15.2%、デリと調理済みが14.5%, 酒類が10%、ホーム・ケアが9%、ジェネラル・マーチャンダイズが8.6%、それぞれ売上が成長した。逆にPB売上が前年比で減った部門は、食肉、ヘルス、タバコ部門だった。
PB商品で売上が成長したのは、ドリンクウェア(飲料の容器)が119.4%、ウィップド・トッピングスが36.1%、バター/バター・ブレンドが34%、PBカテゴリでは、ペットフードが33.4%、コールド・シリアルが29.3%、炭酸飲料が28%、それぞれ成長した。販売量では全体で減っており、PBで3%、ナショナル・ブランドは5.5%、それぞれ減少した。
最近、スーパーマーケットなどで、PB商品の売切れが目立つようになった。PBの廉価が魅力となり、供給が間に合わなくなっている様である。