3月 8, 2023 ホーム・インプルーブメント・センター 流通業 0

金利の上昇によってアメリカの住宅市場が低迷し始めている。マネー・コムによると、2022年下期で、住宅価格が最も下がった都市として、サンフランシスコ(前年比-10.4%)、サクラメント(-6%)、サンホゼ(-5.6%)、ロサンゼルス(-5.4%)、デトロイト(-4.6%)、オークランド(-4.4%)、シアトル(-4.2%)、ピッツバーグ(-3.9%)、オースティン(-2.9%)、ニューヨーク(-2.8%)、フィニックス(-2.4%)、ボストン(-2.2%)があげられている。今年はさらに下がっており、昨日、連邦準備制度議長のジェローム・パウエルは、議会証言でこれからも金利をさらに引き上げると証言している。既にフェデラル・ファンド・レートは4.5%から4.75%まで上がっており、さらに上げると住宅ローン金利も上がる事になり、住宅市場はさらに冷え込む可能性が高い。

先月末に発表されたホーム・デポの業績は、この状況を反映しており、今月初めに業績発表したロウズも、増収減益で既存店売上は前年比1.5%下がったとレポートしている。プロ・ビジネスの成長は続いており総売上は成長しているが、2023年度に関しては、総売上で880億ドルから900億ドル、既存店売上で横ばいから2%減少と控えめな予測をしている。同社CEOのマービン・エリソンは、人材への投資と生産性改善で長期的な成長を目指すと述べている。

パンデミック以降急成長したホーム・インプルーブメント業界も,難しい市場環境に陥っている様である。

2月23日で終わった2022年度第4四半期

ロウズ 2022年度
第4四半期
前年比増減2022年度 前年比増減
総売上$22,445+5.2%$97,059+0.8%
営業利益$1,704-7.8%$10,159-16.0%
純利利益$957-20.6%$6,437-23.8%
1株あたり利益$1.58-11.2%$10.17-15.5%

単位:100万ドル、1株あたり除く