3月 9, 2023 スーパーマーケット 流通業 0

自然食品小売チェーンのスプラウツ・ファーマーズ・マーケットは、2022年度第4四半期及び通年の業績発表時に、16ヵ所の新開店と、11ヵ所の大型店の閉鎖計画を述べている。これら閉鎖予定の店舗は、パンデミック前の2019年に開店され、3万平方フィート以上の店舗面積を持ち、同社のコンセプトには大きすぎると判断された。パンデミック前に閉鎖が決定されたが、そのまま運営が続けられ、2023年に閉鎖される予定である。新規開店される店舗は、2.3万平方フィートほどの広さで、新しいプロトタイプの店舗も9ヵ所含まれている。プロトタイプ店は、新しいデザインで、健康的な自然食品を中心に、利便で買い易い店舗となっている。電子コマースは、店舗ピックアップとドアダッシュによる配達が提供され、第4四半期には全体の11.3%(2021年は10.8%)となった。

1月1日で終わった2022年度第4四半期及び通年の業績:

スプラウツ・
ファーマーズ・
マーケット
2022年度
第4四半期
前年比増減2022年度 前年比増減
総売上$1,576.6+5.6%$6,404.2+5.0%
営業利益$61.8+20.4%$358.4+7.3%
純利利益$0.4-24.5%$261.2+7.0%
1株あたり利益$0.42+31.3%$2.39+13.8%

*100万ドル(1株あたり除く)

既存店売上は四半期で2.9%、通年で2.2%、それぞれ増加した。期末で全米23州386店舗のチェーンとなっている。

2023年度は売上で4%から6%の増加、新開店を30ヵ所、11ヵ所の閉店を計画している。

Sprouts Farmers Market