ウォルマートは、4月9日のイースターに向けて、顧客の予算を節約する特別奉仕を発表した。同社は、昨年の感謝祭でも同様な奉仕を行なっており、インフレ下で、デスティネーション・ストアとして消費者にアピールしている。
今回は、イースターの食事とバスケットを$100以下で奉仕することで、顧客にホリデーを楽しんでもらう。

ウォルマートのセーブ・マネー。リブ・ベターはまだ健在である。
米国労働省労働統計局が発表した、2月の都会地域の消費者物価指数は、季節調整後前月から0.5%上昇した1月から0.4%上昇、過去12ヵ月では6.0%(季節調整前)の上昇率となり、12月の+6.4%から多少下がった。食品とエネルギーを除くと0.5%上昇(過去12ヵ月では5.5%上昇)した。
食品は+0.4%(+9.5%)うち外食は+0.6%(+8.4%)、家庭での食費は+0.3%(+10.2%)、エネルギーは-0.6%(+5.2%)、うちガソリンは+1.0%(-2.0%)、燃料油は-7.9%(+9.2%)、電気代は+0.5%(+12.9%)、天然ガスは-8.0%(+14.3%)、新車は+0.2%(+5.8%)、中古車は-2.8%(-13.6%)、アパレルは+0.8%(+3.3%)、医療品は+0.1%(+3.2%)、エネルギー関連以外のサービスは+0.6%(+7.3%)、住居費は+0.8%(+8.1%)、運輸サービスは+1.%(+14.6%)、医療サービスは-0.7%(+2.1%)だった。
インフレは収まっていないが、改善はしている。この状況では、連邦準備制度による誘導金利が上げられる可能性があるが、先週末から起こっている銀行の問題で、金利は据え置かれるだろうと予測されている。一般消費者への物価高の影響はまだ続き、消費、特に任意購入消費は伸びないと思われる。