ダラー・ストア・チェーン大手のダラー・ジェネラルは、2月3 日で終わった2020年度第4四半期及び通年の業績を発表した。
ダラー・ジェネラル | 2022年度第4四半期 | 前年比増減 | 2022年度 | 前年比増減 |
総売上 | $10,203 | +17.9% | $37,845 | +10.6% |
営業利益 | $933 | +17.1% | $3,328 | +3.3% |
純利益 | $659 | +10.3% | $2,416 | +0.7% |
1株あたり利益 | $2.96 | +15.2% | $10.68 | +5.0% |
*100万ドル(1株当たり除く) *2022年度は53週のため、2%ほど影響 |
カテゴリー | 第4四半期 | 前年比増減 | 2022年 | 前年比増減 |
消費材 | 78.9% | +3.0% | 79.7% | +3.0% |
季節商品 | 11.7% | -1.3% | 11.1% | -1.1% |
ホーム商品 | 6.5% | -0.9% | 6.2% | -0.6% |
アパレル | 2.9% | -0.8% | 3.1% | -1.2% |
*四捨五入のため全体で100%にならない |
既存店売上は、第4四半期(2022年度)で5.7%増加(+4.3%)した。設備投資関係では、3,000ヵ所以上の店舗改装/新開店、pOpshef店の数を3倍にした。2023年には1億ドルを、店舗、店舗要員の労働時間などに投資し、市場シェアの拡大、店舗基準向上、そして顧客経験を改善する。在庫額は期末で、前年比14.3%増加しているが、インフレーションと高額商品在庫の増加が影響している。設備投資は総額16億ドルとなり、5.89億ドルを店舗改装と新開店、4.43億ドルを配送センターと運輸関連、3.73億ドルを不動産関連、6,200万ドルをテクノロジーなどに充てる。
2023年度は、売上で5.5%から6%の増加、既存店売上で3.0%から3.5%増加、1株あたりの利益で4%から6%の増加、設備投資総額は18億ドルから19億ドルになると予測している。ビジネス・ワイア
食品を含むグローサリーの売上比率が上がっており、物価に敏感になっている消費者は、ディスカウント・ストアなど競合他社と比較して買物店舗を選択していると推測され流。売価投資が必要になってきていると思われる。