食品のインフレーションで、消費者は廉価なストア・ブランド商品の購入を増やしてきている。プライベート・ラベル・マニュファクチュラーズ・アソシエーション(PLMA)によると、2022年にはストア・ブランドの売上が11.3%増加し232億ドルの記録となり、これはナショナル・ブランドの成長率の倍近くだった。また占有率は0.7%増加して18.9%、販売量(ユニット)では0.6%増加して20.5%だった。
スーパーマーケット大手のアルバートソンズは、この消費傾向に対応して、同社のストア・ブランドの一つである「オープン・ネーチャー」のデザインを一新し、健康的な商品の選択肢としてアピールすること発表した。このブランドは、アレルギーなどで乳製品を食べられない人達に、12の新しい植物由来などの商品を開発、同社傘下のセーフウェイ、アルバートソンズ、ボンズ、ジュール・オスコ、アクメ、ショーズなどで販売する。オープン・ネイチャーは2011年に導入され、牧草肥育のアンガス牛肉など、100以上のカテゴリーで500アイテム以上のストア・ブランド商品を揃えている。

PBでは、ウォルマートの「グレート・バリュー」、クローガーの「シンプル・トゥルース」、ターゲットの「グッド&ギャザー」、アマゾン「アプレンティ)なども人気で良く売れている。