ジェネレーションZ世代をターゲットしたチェーンであるファイブ・ビロウが、1月28日で終わった2022年度第4四半期と通年で堅調な業績を発表している。
ファイブ・ビロウ | 2022年度 第4四半期 | 前年比増減 | 2022年度 | 前年比増減 |
総売上 | $1,122.8 | +12.7% | $3,076.3 | +8.0% |
営業利益 | $225.8 | +20.4% | $345.0 | -9.2% |
純利益 | $171.3 | +22.2% | $261.5 | -6.2% |
1株あたり利益 | $3.07 | +23.3% | $4.69 | -5.3% |
*100万ドル (1株当たり除く) |
既存店売上は第4四半期で1.9%増加、同期に48ヵ所の新開店を行い、期末で42州1,340店舗チェーンとなっている。通年の既存店売上は2.0%減少、150ヵ所の新開店を行った。
2023年度は、売上で34.9億ドルから35.9億ドル、既存店売上で1%から4%の増加、1株あたりの利益で$5.25から$5.76を予測している。設備投資は3.25億ドル、新開店は200ヵ所ほどを、新市場であるバーモント州を追加して計画している。
ファイブ・ビロウもインフレの影響を受けており、店舗数の急増とともに利益率が低下してきている。ただ、$5以上の商品販売するプロトタイプの「ファイブ・ビヨンド」を改装も含め増やしており、客数が落ちなければ今後も成長すると思われる。