3月 27, 2023 ダラー・ストア.チェーン 流通業 0

ジェネレーションZ世代をターゲットしたチェーンであるファイブ・ビロウが、1月28日で終わった2022年度第4四半期と通年で堅調な業績を発表している。

ファイブ・ビロウ2022年度
第4四半期
前年比増減2022年度 前年比増減
総売上$1,122.8+12.7%$3,076.3+8.0%
営業利益$225.8+20.4%$345.0-9.2%
純利益$171.3+22.2%$261.5-6.2%
1株あたり利益$3.07+23.3%$4.69-5.3%
*100万ドル
(1株当たり除く)

既存店売上は第4四半期で1.9%増加、同期に48ヵ所の新開店を行い、期末で42州1,340店舗チェーンとなっている。通年の既存店売上は2.0%減少、150ヵ所の新開店を行った。

2023年度は、売上で34.9億ドルから35.9億ドル、既存店売上で1%から4%の増加、1株あたりの利益で$5.25から$5.76を予測している。設備投資は3.25億ドル、新開店は200ヵ所ほどを、新市場であるバーモント州を追加して計画している。

ファイブ・ビロウもインフレの影響を受けており、店舗数の急増とともに利益率が低下してきている。ただ、$5以上の商品販売するプロトタイプの「ファイブ・ビヨンド」を改装も含め増やしており、客数が落ちなければ今後も成長すると思われる。