薬局小売チェーン大手のウォルグリーンズは、2月28日で終わった2023年度第2四半期の業績を発表した。
ウォルグリーンズ | 2023年度第2四半期 | 前年比増減 |
総売上 | $34,862 | +3.3% |
営業利益 | $197 | -84.2% |
純利益 | $703 | -20.4% |
1株あたり利益 | $0.81 | -20.6% |
*100万ドル(1株当たり除く) | ||
*営業利益は3.06億ドルのオピオイド関連経費、アメリソースバーゲンの株式売却益4.54億ドルを含む |
事業部門 | US小売薬局 | 増減 | 国際 | 増減 | ヘルスケア | 増減 |
売上 | $27,577 | -0.4% | $5,651 | +1.6% | $1,634 | +210% |
営業利益 | $373 | -73.2% | $353 | +104% | ($472) | -123% |
*調整後 | $1,067 | -32.8% | $352 | +55.8% | ($159) | -106% |
US小売薬局はCOVID関連の需要が減っており、利益に影響した。ヘルスケア部門は、ビレッジMD及びサミット・ヘルスの買収で増収、黒字化に向かっている。2023年全体では、調整後1株あたりの利益で$4.45から$4.65を予測している。
ウォルグリーンズも、ヘルスケアを中心とした小売薬局チェーンにトランスフォームしてきている。この発表後株価も上がっている。
薬局とは関係ないが、今日アルディに買物に行く機会があった。アルハンブラ店のセルフレジを使って、素早いチェックアウトで買物を済ませた。他の顧客は分からないが、筆者の場合通常のレジの列だと、社員のスキャンが速すぎて、買物袋に入れるのが間に合わず、急かされる感じがするのが、セルフレジ利用の大きな理由である。カートを持って入れば、キャシャーは商品をレジのカートにいれ、最後に持っていったカートと交換するので簡単だが、筆者の場合、特定の商品数点しか買わないのでカートは邪魔になる。セルフレジは、見た感じでは買い上げ点数が少ない人達が使っているので、同じ様に思っている人達もいると思われる。スキャンの速い社員は生産性が高く、レジ列が長い場合は効果的だろうが、一部の顧客には迷惑になっていると思うのは筆者だけだろうか?アメリカの消費者は甘やかされ過ぎているのかも知れない。