4月 19, 2023 ESG オンライン・リーテイラー 流通業 0

アマゾンは、働く人達の世界最大のネットワークである「リンクトイン」が選んだ2023年のアメリカでキャリアを形成する最も望まれる職場としてトップに選ばれたと発表した。同社は今年で3年続いてトップに選ばれており、3位以内に選ばれたのは6年目となる。他の国のランキングでも高い評価を受けており、日本とスペインでは1位、インド、イタリアと英国で2位、オスとラリアとドイツで4位に選ばれた。また、フォーチュンの世界で最も称賛される会社で2位、ドラッカー・インスティテュートのベスト・マネージド・カンパニーで8位に、フォーブスの世界で最高の雇用者の1社にも選ばれている。

同社では2025年までに12億ドルを投資、30万人の社員の教育やスキル・トレーニングする目標を持っている。例えば2022年には、AWSインゲリジェンス・イニシアチブを始め、クラウドのテクニカル・スキルを開発している。また、社員に対して大学や高校卒業認定などの学費を補助しており、昨年には6万人以上の社員が活用した。過去10年では13万人以上が利用している。これらは、同社のキャリア・チョイス・プログラムの一環となる。勿論、競争力のある賃金、福利厚生も完備されている。

昨年から27,000人以上の社員を解雇しているアマゾンにとって、今年の受賞はちょっと皮肉だか、全体的には良い雇用者だということだろう。どんな企業でもアップ&ダウンはあるものである。