アマゾンは、2020年にアパレルの売上でウォルマートを抜き、最大の小売業となり、その年9月には高級ブランドを扱うラグジュアリー・ストアズも開設している。しかし、コロナ・パンデミックの影響などもあり、あまり成長していない。今回、高級ブランドのリサイクル販売を手がけるWGACA(What Goes Around Comes Around)とパートナーシップで、リサイクル商品の販売を始めると発表した。最初に、カール・ラガーフェルドがデザインしたコレクションを売り出す。同氏がシャネルに在籍中にデザインした60以上のアパレルとバッグなどアクセサリーが用意されている。廉価と言っても数千ドル以上の商品が多いが、新しい商品と比較するとかなり割安感がある。
デザイナー・ブランドを購入する富裕層がオンライン販売を利用するかどうかは分からないが、アスパイアリングな消費者には受け入れられるかも知れない。ただ、返品も可能なのでワードロービングされる可能性もある。