5月 18, 2023 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは4月30日で終わった2024年度第1四半期の業績を発表した。

ウォルマート2024年度第1四半期前年比増減
総売上$151,004+7.6%
総収入(会員費や雑収入含む)$152,301+7.6%
営業利益$6,240+17.3%
純利益$1,673-18.5%
1株あたり利益$0.62-16.2%
事業部門別
ウォルマートUS2024年度第1四半期前年比増減
総売上$103,901+7.2%
営業利益$4,984+11.7%
ウォルマート国際
総売上$26,604+12.0%
営業利益$1,164+50.8%
サムズ・クラブ
総売上$20,499+4.5%
営業利益$458-0.4%
単位:100万ドル(1株あたり利益を除く)

ウォルマートUSの既存店売上は、前年比7.4%増加、うち客数は2.9%、客単価は4.4%、それぞれ増加、電子コマースは2.7%寄与した。サムズ・クラブの既存店売上は7.0%増加、うち客数は2.4%、客単価は4.0%、それぞれ増加、電子コマースは1.6%既存店売上を引き下げた。

2024年度全体では、総売上で3.5%増加、総収入で4.0%から4.5%増加、1株あたりの利益で$6.10から$6.20を予測している。

同社CEOのダグ・マクミランは、堅調な四半期業績結果だった。特に電子コマースは好調で、世界で26%増加(国内では+27%)、経費節減努力などで営業利益が増加した。これらは社員の努力の賜物で、これからも顧客と会員に対して、どの様にでも奉仕を続けていくと述べている。

グローサリーなど生活必需品を中心に低価格の強さを発揮しており、市場シェアも増加していると思われる。