ウォルマートは4月30日で終わった2024年度第1四半期の業績を発表した。
ウォルマート | 2024年度第1四半期 | 前年比増減 |
総売上 | $151,004 | +7.6% |
総収入(会員費や雑収入含む) | $152,301 | +7.6% |
営業利益 | $6,240 | +17.3% |
純利益 | $1,673 | -18.5% |
1株あたり利益 | $0.62 | -16.2% |
事業部門別 | ||
ウォルマートUS | 2024年度第1四半期 | 前年比増減 |
総売上 | $103,901 | +7.2% |
営業利益 | $4,984 | +11.7% |
ウォルマート国際 | ||
総売上 | $26,604 | +12.0% |
営業利益 | $1,164 | +50.8% |
サムズ・クラブ | ||
総売上 | $20,499 | +4.5% |
営業利益 | $458 | -0.4% |
ウォルマートUSの既存店売上は、前年比7.4%増加、うち客数は2.9%、客単価は4.4%、それぞれ増加、電子コマースは2.7%寄与した。サムズ・クラブの既存店売上は7.0%増加、うち客数は2.4%、客単価は4.0%、それぞれ増加、電子コマースは1.6%既存店売上を引き下げた。
2024年度全体では、総売上で3.5%増加、総収入で4.0%から4.5%増加、1株あたりの利益で$6.10から$6.20を予測している。
同社CEOのダグ・マクミランは、堅調な四半期業績結果だった。特に電子コマースは好調で、世界で26%増加(国内では+27%)、経費節減努力などで営業利益が増加した。これらは社員の努力の賜物で、これからも顧客と会員に対して、どの様にでも奉仕を続けていくと述べている。
グローサリーなど生活必需品を中心に低価格の強さを発揮しており、市場シェアも増加していると思われる。