6月 7, 2023 フードサービス 流通業 0

アメリカでトップ5に必ず入るIN-N-OUTバーガーのポップアップ(仮設店)が、東京の恵比寿駅近くのゴブリン(イベント用のレンタル・スペース)で、6月7日に半日だけ開店されたとジャパン・タイムスが報じている。提供されたメニューは3種類で、パティが2枚入っているダブル・ダブル、アニマル・スタイルと呼ばれる、通常のチーズバーガーに炒めた玉ねぎやチーズと同社特製のソースがタップリかかったハンバーガー:手をベトベトにして食べるので、この名前が付いている、プロティン・スタイル、グルテンなどを控える人達に、バンの代わりにレタスでパティを挟んだハンバーガーが提供された。ダブルダブル以外は、誰でも知ってる隠しメニューと呼ばれるもので人気がある。先週開店された韓国ソウルでも大人気で、長蛇の列ができたそうだ。

日本でこのハンバーガーを食べられる機会は数年毎だそうで、前回は東京の原宿で3月28日に開店されたとLAistが報じている。IN-N-OUTは、インフレーションでもあまり値上げをしておらず、他のチェーンに比べるとかなりお値打ちになっている。ただ、仕入れの関係で地域売価となっており、サンフランシスコはロサンゼルスより2割ほど高い。同社の現社長は創業者の孫にあたるが、フォーブスによると2023年で42億ドル(約3,364億円)の資産家だそうである。