6月 28, 2023 ESG オンライン・リーテイラー スーパーマーケット ディスカウント・ストア リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 0

来週火曜日となる7月4日はアメリカの独立記念日で、家族や友人などと共にピクニックやバーベキューを楽しむ人達が多い。全米小売業協会(NRF)によると、今年のトレンドとして、独立記念日のクックアウトで、牛肉に替えて鶏肉、豚肉、植物由来のタンパク質などを選ぶ人達が53%いるとレポートしている。理由としては、インフレーションや栄養分が挙げられているが、気候変動など環境問題を理由とする回答者も22%となっている。これは、独立記念日だけではなく、通常の食品購入の選択にも影響している。この現象は、「クライマボアの夜明け:Dawn of the Climavore」と呼ばれており、食品を選ぶときに、それぞれの商品が環境に与える影響(二酸化炭素やメタンガス排出量など)を考慮して購入する消費者を呼ぶ。実際、83%の回答者は、食事の選択肢で、環境を考慮して1週間に1度以上は牛肉以外を選ぶと答えている。もし1週間に1回牛肉の代わりに他のタンパク源を摂ると、1年間では800マイル自動車の運転を減らすのと同じ、環境保全効果があるそうである。

それでも、実際に食品をグローサリー・ストアで購入する際には、73%が価格、71%が味、54%が栄養分、27%が環境への影響で、選ぶと答えている。一方、レストランでの食事では、77%が価格、67%が味、38%が栄誉分、15%が環境への影響となる。

各食品小売業の販促では、アルディは「クックアウト・キックバック」を行っている。同社の調査では、10人分のクックアウトの食材購入で、全米平均$67.73の食材が、アルディで購入すると$46.86となり、$20.87(30.8%)予算を節約できると述べ、売価の安さを強調している。販促は、6月27日から7月11日までに応募した消費者から、抽選で1,000人に$20.87のギフト・カードを贈る。

クローガーは、クックアウトに付き物の美味しいデザートを販促しており、クッキー、ケーキやパイなどのレシピ、新鮮な素材をアピールしている。

ターゲット傘下のシップトでは、夏のパーティなどイベント用のアプリを紹介、レシピのアイデアから素材の購入まで、簡単に出来るようにアイデアを提供している。

アマゾンでは、特に販促ではないが、アマゾン・フレッシュの昨年の夏の人気商品をを紹介している。アメリカ人の最も好む調味料では、マヨネーズが購入されるが、ワシントンDCの顧客はホット・ソースを好むそうである。ケチャップとマスタードでは、ケチャップが圧倒的で、ニューヨークではマスタードの20倍売れたそうである。地域性の違いもあり、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンDCでは黄色のマスタードが好まれるが、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルバニアの諸州では茶色のマスタードが好まれる。ハンバーガーとホットドッグでは、ハンバーガーがホットドッグの3倍購入された。ピックルやディップ・ソースも人気だった。夏のデザートではアイスクリームがトップで、「クッキー&クリーム」のフレーバーが一番購入された。ただ、ニューヨークとバージニアの顧客は、ナポリタン・アイスクリームを購入した人達が多かった。

筆者も、今年は牛肉だけでなく鶏肉やエビなどを加えてバーベキュー、デザートはやはり苺とアイスクリームにしようかと考えている。