7月 9, 2023 オフ・プライス・ストア クラフト・ショップ デパートメント・ストア ブック・ストア ホーム・ファーニッシング 流通業 0

倒産したベッド、バス&ビヨンドは、商標など知的財産をオーバーストック・コムが2,150万ドルで買収、傘下のバイバイ・ベビーズは買主が表れず宙に浮いている。一方、残った店舗リース権は6月末に競売され、109ヵ所の権利が複数の小売業によって買収されたとCNBCが報じている。うち44店舗のリースは、オフプライス・チェーンのバーリントンが1,200万ドルで競売で取得した。同社は、競売以外で6ヵ所の店舗の権利を153万ドルで取得しており、50店舗を1,353万ドルで買収した事になる。これらの店舗所在地は、立地の良い地域が選ばれており、多くはコミュニティー・ショッピングセンターに入居している。他に競売された店舗は、マイケルズが9ヵ所を255万ドル、ハーバーティーズが4ヵ所を46.8万ドル、メイシーズが、ブルンミンデール店の候補地としてフロリダ州ウィンター・パークの店舗を120万ドル、バーンズ&ノーブルが、ノースカロライナ州コンコルドの店舗を12.9万ドルで、それぞれ買収している。その他、店舗の大家となる会社が37ヵ所の店舗の権利を買収している。

ベッド、バス&ビヨンドが倒産申請を行った4月末時点では、468ヵ所の店舗をリースしており、うち153ヵ所が入札されたが、109ヵ所だけの売却が成立している。残りの店舗も今後競売される計画だが、売却できない可能性もある。

不動産会社のクッシュマン&ウェイクフィールドによると、今年の第1四半期のショッピング・センターの空室率は5.6%で、2007年以降で一番低くなっている。倒産による今回の店舗権の競売は、2023年度に70ヵ所から80ヵ所の新規開店を計画、良い立地を探していたバーリントンにとっては、絶好の機会となった。同社CEOのマイケル・オ’サリバンは、倒産による空き店舗を積極的に探しており、過去にもサーキット・シティー、トイザらス、スポーツ・オーソリティ、リネンズ&シングス、Kマート、シアーズなどの店舗を倒産後買収し、良い結果を得たと述べている。

サンフランシスコやニューヨークでは、ショッピング・センターの空室が増えているが、全米で見ると相対的には好調なようである。