7月 26, 2023 オンライン・リーテイラー スーパーマーケット 流通業 0

アマゾンが国内で44ヵ所展開している「フレッシュ」の店舗社員数百人に対して、昨日解雇通知が送られたとワシントン・ポストが報じている。解雇されたのは、ゾーン・リードと呼ばれる店舗内のセクション・マネージャーで、経費節減計画の一環となるそうである。解雇された社員には、隣接した場所での他の職などが提示され、辞める場合は60日間の給与が支払われる。同社広報のジェシカ・マーティンによると、フレッシュ店舗の業績を見直した結果、顧客により良いサービスを提供するため、店舗の人員配置を変更したそうである。削減された「ゾーン・リード」の仕事内容は、担当部門の棚在庫維持と発注などの管理、顧客の質問への対応、そして新入社員のトレーニングだと、同社の募集広告で説明されている。

筆者が時々行くフレッシュ店舗にも、ゾーン・リードらしい社員はいた。フレッシュで良く欠品するセール商品を探している時などに、対応してくれる社員が売場にいたので彼らだと思われる。棚在庫がない時は、バックルームの在庫も調べたりしていた。彼らが居なくなったという事は、店舗内では、対面販売以外は、ほぼ100%セルフサービスという事になる。店内に置かれているエコー機器でアレクサに尋ねる事もできるが、商品の棚の場所くらいで、細かい事には対応できない。毎週送られてくるチラシ広告には、バーゲン商品が満載されているが、実際に店に行くと欠品の場合が多く、今後さらに悪化するかも知れない。来店客の購入している商品を見ると特別割引商品が多く、これら目玉商品がきちっと在庫できていないと、せっかく増え始めている常連客を失ってしまうかも知れない。果たして、現在残っている店舗で黒字化達成ができるのだろうか?