8月 6, 2023 ダラー・ストア.チェーン ディスカウント・ストア 会員制倉庫型店 流通業 0

小売店の来店客動向などを調査しているプレイサーaiが、今年上期の大手量販店の来店客数について白書を発表している。ウォルマート、コスコ、ターゲットを対象にした調査では、ターゲットの前年同期の来店客数が一番増えており、成長率で+3.1%、次がコスコで+1.2%、ウォルマートは-0.9%となる。ちなみに小売店全般では-0.3%だった。一方、客数占有率では、ウォルマートが50.6%で過半数を占め、その他ディスカウント・ストアやダラー・チェーンが20.4%、ターゲットが18.7%、コスコが10.2%となる。このシェア分布は、パンデミック以前からそれほど変わっていないが、2019年上期には、ウォルマートは55.2%のシェアを持っていた。

来店顧客のプロフィルでは、ウォルマートの顧客の平均世帯収入が$53,100に対して、コスコは$78,000、ターゲットは$68,800となる。将来性の顧客プロフィルでは3社共似通っており、ウォルマートとターゲットが$70,100、コスコが$70,900となる。買い周り先によって分析された顧客のショッピング・パターンでは、コスコはオフ・プライス・アパレルと似通っており、ブランドをより安価に求める顧客が多い。ターゲットは、アルタやバス&ボディー・ワークスの顧客が多く、ビューティー商品のデスティーネーションともなっている。ウォルマートは、ダラー・ストアなどと競合しており、バーゲン・ハンターの顧客が多い。

その他の傾向では、ヘルスケア・オプションの充実が、顧客に呼応しており利用が増えている。購買パターンでは、来店の頻度は減っており、その代わりに滞在時間が伸びているなどが述べられている。

インフレーションは収まってきているが値段が下がっているわけではなく、消費者は買物に対して慎重になっている様である。ホリデー商戦を含む下期に入り、大手量販店は、さらに値打ち商品の販促が進むと予想される。