8月 15, 2023 ディスカウント・ストア 流通業 経済 0

ウォルマートは、同社の+会員の特典の一つであるガソリンの割引をガロンあたり10セントから20セントに倍増すると発表した。これは全米にある12,000ヵ所ほどのモービルのガソリン・スタンドで提供され、8月15日から9月15日までの限定サービスとなる。夏の終わりにかけ車で出かける顧客などに奉仕する。

このところガソリンの値段が上がっており、AAAによると昨年の10月以来の最高値だそうである。ビジネス・ワイア

商務省国勢調査局が発表した2023年7月の小売売上高は、2023年6月から0.7%増加し、休日、営業日の違い及び季節を調整済み(価格変化は含まず)で6,964億ドル、前年比では3.2%の増加となった。2023年5月から7月までの3ヵ月間の合計額は、前年比2.3%増加、2023年5月から 6月の変化は、0.2%増加から0.3%増加に改訂された。車と用品,ガソリン販売を除くと1.0%増加(前年比+5.3%)、フード・サービスを除く小売だけだと0.6%増加(+2.0%)となる。
販売チャネル別売上推移は次の通り:

販売チャネル2023 7月/6月2023年/2022年
車と用品-0.3% +7.6%
家具と家庭雑貨-1.8% -6.3%
家電・電器製品-1.3% -3.1%
住宅資材とガーデン用品+0.7% -3.3%
食品と飲料+0.8% +2.5%
 *グローサリー・ストア+0.8%+2.3%
健康美容商品+0.7% +8.1%
ガソリン販売+0.4% -20.8%
衣料とアクセサリー+1.0% +2.2%
スポーツ用品・趣味・書籍・音楽+1.5% +1.0%
ジェネラル・マーチャンダイズ+0.8%+2.5%
 *百貨店+0.9%-3.4%
その他の雑貨チェーン-0.3% +2.4%
無店舗販売+1.9%  +10.3%
フード・サービス+1.4%+11.9%
2023年7月の小売売上高 出典:商務省国勢調査局

7月の小売高は堅調に伸長した。7月の売上高が前年比で減少したのは、家具と家庭雑貨、家電と電器製品、住宅資材とガーデン用品、ガソリン販売、サブ・カテゴリーの百貨店だけとなる。7月の前年比物価指数上昇率3.2%を上回って増加したのは、車と用品、健康美容商品、無店舗販売、フード・サービスとなる。無店舗販売の90%以上を占める電子コマースは好調で、アマゾンのプライム・デーの影響を受けたと思われる。最近、多くの小売業が値引き販売の広告を出しており、ホリデー商戦を前にして、売上の成長路線は維持されそうである。