8月 18, 2023 オンライン・リーテイラー ドラッグ・ストア ヘルスケア 流通業 0

カリフォルニア州で健康保険を提供する非営利団体であるブルー・シールド・オブ・カリフォルニアは、480万人の会員に対して調剤保険を提供しているが、これまでCVSヘルス傘下のファーマシー・ベネフィット・マネージャー(PBM)のケアマーク社のサービスを利用してきたが、今後、アマゾン・ファーマシーマーク・キューバン・コスト・プラス・ドラッグアバルカプライム・セラピューティックス。そしてCVSケアマークを特殊治療の必要なスペシャルティーファーマシーとして利用すると発表した。この変更によって、調剤費用を5億ドル節約できると推定している。アメリカの成人は、年間に最低1回、1/3の成人は3種類以上の調剤を服用しており、近年の価格上昇で、2021年にはヘルスケア業界は6,000億ドル以上、1人あたり年間$1,500を調剤に費やしている。現在の調剤購入のシステムは高額、複雑そして不明確なため、今回の決断となりましたと、ブルー・シールド・オブ・カリフォルニアCEOのポール・マーコビッチは説明している。

*注:アメリカ全体で処方されている年間44億ほどの調剤のうち77%はPBM(Pharmacy Benefit Managers)が管理している。小売の薬局のほとんどはいずれかのPBMのネットワークに加盟しており、調剤の購入には無くてはならない組織である。また、フォーミュラリーと呼ばれる、調剤リストの管理をそれぞれの保健組織に代わって受け持ち、小売薬局との契約、薬剤メーカーと特別割引、リベートなどの交渉もする。保険会社を通じて加入している顧客全体の調剤購買を管理するため、その影響力は相当なもので、薬剤メーカー、特に自社の宣伝広告媒体を持たないジェネリック調剤メーカーに対しては強い立場を持っている。

調剤の価格に関しては、国の保険であるメディケアなども費用を抑えようとしており、これまで圧倒的な影響力を持っていたPBMの業界での立場が変わりつつある。