9月 1, 2023 スーパーマーケット 会員制倉庫型店 流通業 経済 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、昨年9月に、価格訴求型のブランド「スマート・ウェイ」を発売したが、今年の第2四半期には、最も成長したプライベート・ブランドになったとニュメレイターがレポートしている。このブランドは、以前からあった16のPBを一つの名前に再ブランド化したもので、昨年同期と比較して4.5ポイント成長している。2位がアマゾン・ベーシックスの1.5ポイント、3位がアルディのブランドである。再ブランドされた時期がインフレーションと重なり、消費者に低価格がアピールしたと推測される。一方、プライベート・ブランド自体の消費者世帯普及率では、1位がウォルマートのグレート・バリューで、調査対象者の72%が購入、2位から5位もウォルマートで、イクェイト、マーケットサイド、フレッシュネス・ギャランティード、ウォルマートのブランドとなる。6位がダラー・ツリーで、後にクローガーのブランド、アルディ、メンバーズ・マーク(サムズ・クラブ)と続く。

小売が伸び悩んでいる現在では、やはり低価格の魅力は絶大のようである。

会員制倉庫型チェーン大手のコスコは、8月27日で終わった8月の4週間の売上が、前年比で5.0増加して184.2億ドルだったと発表した。既存店売上は、国内で2.8%増加、カナダで3.0%増加、他国際では7.3%増加、全体では3.4%増加、電子コマースは2.5%減少した。ガソリン売価と為替の変動を除くと、国内で3.2%、カナダで7.5%、他国際で5.4%、全体で4.1%、それぞれ増加、電子コマースは2.2%の減少となる。

今年後半に入って既存店売上が少し成長気味だが、昨年までの勢いには戻っていない。生活必需品の売上は堅調だが、高額な任意購入商品があまり売れていないようである。

労働省労働統計局は、2023年8月の就労者数が18.7万人増え、失業率は7月の3.5%から多少上がり3.8%だったと発表した。就労者数が増えたのは、ヘルス・ケア、レジャー&ホスピタリティ、ソーシャル・アシスタンス、建設などの業界だった。失業者総数は640万人に増え、労働参加率は62.8%、人口比では60.4%だった。2020年2月(コロナ以前)時点の、それぞれ63.3%/61.1%よりは多少低い。就労希望を持っているが働いていない人達の数は540万人に微増した。うち潜在失業者数はほぼ変わらず、150万人だった。彼らは労働市場から離れており、過去1年間に仕事を探した事があるが、至近の4週間に求職していない為、失業者として数えられていない。農業以外の民間の平均時給は8セント(0.2%)上昇し$33.82で、前年比4.3%上昇している。これは、消費者物価指数の増加率を上回っている。製造業で管理職以外の社員の平均時給も6セント(0.2%)上昇し$28.00だった。

主な雇用数の前月からの増減は、建設が+22、製造業が+16、卸し業が+4.7、小売業が+6.3、運輸倉庫が-34.2、公益事事業が+2.5、情報産業が-15、金融+4、専門職/ビジネス・サービスが+19、民間の教育保健業界が+102、レジャー産業が+40、その他サービスが+13、公務員数が+8だった。(単位は千人)

今日からレイバー・デー(労働者の日)の3日連休となり、空港は大混雑する模様である。小売業各社もセールを行なっているが、商品消費はそれほど活発にならないと予測されている。因みにコスコと南部州にあるパブリックスは、レイバー・デーに閉店する。