11月 9, 2023 スーパーマーケット リミテッド・アソートメント・ストア 流通業 0

ディスカウント・グローサーのグローサリー・アウトレットは、9月30日で終わった2023年度第3四半期の業績を発表した。

グロ―サリー・アウトレット2023年度第3四半期前年比増減
総売上$1,003,913+9.3%
営業利益$37,577+52.1%
純利益$27,140+55.1%
1株あたり利益$0.27+58.8%
単位:千ドル(1株あたり除く)

既存店は6.4%増加、うち客数は8.6%増加、客単価は1.9%減少した。今年8月に新しいテクノロジー・プラットフォームを導入した結果、運営に悪影響をもたらしており、既存店売上で1.5%、粗利で0.5%ほど今期の業績を下げている。今期8ヵ所で新開店、全体で8州455店舗のチェーンとなっている。

今年度全体では、売上で最大39.5億ドル、粗利で31.2%、調整後1株あたりの利益で$1.04から$1.06と以前の予測を多少下方修正している。設備投資は最大1.55億ドルで新規開店による店舗数増加は27ヵ所を予定している。

ディスカウント・グローサリー・チェーンとして、インフレーションで急成長しているが、財務および在庫管理などのデジタル・システムの近代化を進めた結果、導入直後のバグなどに悩まされている様である。先日アーバインのグローサリー・アウトレットへ寄ったら、丁度システムがダウンしており、カード払いが出来なかった。同社の店舗はフランチャイジーの運営になるため、各店舗にシステム担当者がいるわけでもなく、問題が起こった時には解決に余分に時間がかかるのだろう。同社は、顧客にアプリを使ったパーソナライゼーションも模索しており、すでにワシントン州で昨年の終わりからテストしている。まだカリフォルニア州およびネバダ州では導入されておらず、今回のシステムの問題で少し遅れるそうである。グローサリーの売上の成長率が鈍化している現在、デジタル化は、ロイヤルティ・プログラムによって常連客を囲い込んでいるクローガーやアルバートソンズ系列の大手スーパーマーケット・チェーンと競争する上で不可欠となる。