11月 11, 2023 スーパーマーケット 流通業 0

今年の感謝祭はあと2週間足らずの23日である。毎年この日を休業する小売業もあるが、今年は多くの小売業が休業するとUSAトゥデーが報じている。これは、消費者の行動の変化と社員に対する思いやりだそうである。休業を発表しているのは、べスト・バイ、JCペニー、コールス、ウォルマート、ターゲット、トレーダー・ジョーズ、コスコ、ディックス・スポーティング・グッズ、ベルク、モール運営のサイモン・プロパティーズ、ノードストロム、メイシーズ、ホーム・デポ、ロウズ、TJ マックス、マーシャルズ、ホームグッズ、イケア、オフィス・デポ、オフィスマックス、ステープルズ、ペットスマートなどである。また、営業時間を短縮するのは、クローガー、アルバートソンズ、ストップ&ショップなどで、今年の感謝祭は街が静かになり、家庭でお祝いする家族が多くなるようである。勿論、各社オンライン販売はしており、ブラック・フライデーに向けて数多くのバーゲンを用意している。

昨日レポートした、アマゾン・フレッシュの改装新開店に行ってきた。午前10時過ぎに行ったが、大勢の買物客で賑わっていた。店舗の社員に「この店がこんなに混んでるのは初めてだと言ったら、そうなんですと笑っていた」ギブアウェイでクリスピー・クリームのミニドーナッツやスパチュラなどをもらい、25%引きのクーポンを利用して買物してきた。入り口が混んでいてカートもなかったため、バスケットで買物し、セルフ・レジスターを使ってみた。ところが、クーポンをスキャンしたにも関わらず15%割引しか反映されない。社員がきて色々やってくれチェックアウトしたが、家に帰ってよくみると結局15%引きになっていた。問題は、筆者のプライム会員である証明にインストア・QRコードをスキャンしたのだが、既に商品のスキャンがほとんど終わっていたため適用されなかった様である。最初にスキャンしなかったのが問題だが、通常のセルフレジは、先にロイヤルティ・会員証などの有無を聞いてくるので気が付かなかった。それでも顧客サービスに電話したら、口座にクレジットを$10くれた。実際の購入の調整するには、また店に出向かなくてはならないと言われ承諾した。どこのセルフ・レジスターを使っているのかは知らないが、アマゾンにしては少しお粗末である。新開店で急ぎの導入だったのかも知れない。商品は確かに増えており、通路には在庫商品を案内するデジタル・サインが加えられ、買物がしやすくなっていた。売価は、特別割引を除くと格安ではないので、元ベッド、バス&ビヨンドの発行していた20%引きクーポン・マーケティングになるようである。それでも赤字にならない限りは、まず来店客数を増やすことが肝心だと思われる。因みに外のピックアップ・レーンには、朝にも関わらず数台の車が来ていた。*写真は人のいない時に撮ったので、実際はもっと立て込んでいた。