11月 30, 2023 スーパーマーケット 流通業 経済 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは11月4日で終わった2023年度第3四半期の業績を発表した。

クローガー 2023年度第3四半期前年比増減
総売上$33,957-0.7%
営業利益$912+8.4%
純利益 $646+$62.3%
1株あたり利益 $0.88+$60.0%
単位:100万ドル、1株あたり除く

既存店売上はガソリン販売を除いて0.6%減少(1.0%増加)*、デジタル販売は11%増加、ロイヤル顧客数および世帯数が増加した。

*エクスプレス・スクリプツとの調剤販売契約破棄によって、既存店売上で2.1%から2.5%影響している

同社CEOのロドニー・マクマレンは、「消費者の財布の紐が閉まってきており、顧客に素晴らしい値打ちを提供して奉仕している。ロイヤル顧客を増やし、維持できる将来の成長を目指す。我々の成長モデルは、様々なマクロ環境に対応でき、社員への投資や顧客へ値打ち提供を続けながら、株主に継続性のある配当をするためにコミットしている」と述べている。

2023年度全体では、既存店売上で0.6%から1.0%の増加、エクスプレス・スクリプツの影響を除くと2.1%から2.5%の増加、調整後1株あたりの利益で$4.50から$4.60(今年度は53週で集計、除くと$0.15ほど影響)に下方修正している。

今期のハイライトとして、フレッシュな青果のイニシアチブを2,053店舗に拡大、顧客に新鮮な商品提供、ヒスパニック顧客にPBのマーカドウを導入、マーリーズ・チーズが6つの賞を獲得(ワールド・チーズ・アワード)、デジタル注文の配達は、ブースト会員が増え20%増加、今年で6年目となるクローガー・プリシジョン・マーケティング(傘下の84.51°を活用したリテール・メディア収入など)が成長、デジタル利用の世帯が前年比13%増えた。そのほか、社員経験、ESGなどの目的も着実に達成に近づいている。

商務省経済分析局は、10月の個人所得が前月比で0.2%増加、可処分所得も0.3%増加、個人消費は0.2%増加したと発表した。また、消費者物価指数は、前月から横ばい(前年同月比では+3.0%)、食品とエネルギーを除くと0.2%(+3.5%)上昇した。

個人消費は、サービス消費が531億ドル増加したが、商品消費は119億ドル減少した。サービス消費では、ヘルスケア、住居費、光熱費、外国旅行などのレジャーが増えた。商品消費の減少は、乗用車と用品、ガソリン、他のエネルギーが主な要因だった。個人貯蓄額は7,686億ドルで、所得比率3.8%だった。物価指数は0.1%以下上昇(前年比+0.2%)、うち商品物価は0.3%下がり(+0.2%)、サービス物価は0.2%上昇(+4.4%)した。食品は0.2%上昇(+2.4%)、エネルギーは2.6%下がった(-4.8%)。