12月 7, 2023 オンライン・グローサリー販売 ディスカウント・ストア フードサービス 流通業 0

「ウォルマート」は、モルガン・スタンレーが開催している「グローバル・コンシューマー&リーテイル・コンフェレンス」に参加、同社CFOのジョン・デービッド・レイニーが質問に答えている。ここでは電子コマースの採算性について述べている一部を紹介する。

急成長している電子コマースは、ウォルマートのビジネスで光っている部門の一つである。数年前と比べ、安さとバリューだけでなく、利便さを加えた事で、顧客の購買行動に表れた。オンライン・ピックアップと配達は、電子コマース成長の最大要因になっている。他の小売業では、パンデミック中は電子コマースが急増したが、現在はそれ以前の状態に戻っている。ウォルマートは逆に拡大している。我々の顧客がそれを望んでおり、更なる投資で応えている。マーケットプレイスを4億アイテムに拡大、顧客増加を反映して利益率が改善、また、宣伝収入を増やしている。小売の利益率5%ほどに比べ、これら付加収入は20%から50%の利益率と高い。今後数年、売上の4%ほどの伸びを超える、最大8%の利益の伸びを予測する要因がここにある。電子コマースの顧客獲得は解決済みで、既に数億人の顧客が毎週ウォルマートの電子コマースを利用している。例えば、第3四半期では、粗利の高いジェネラル・マーチャンダイズ全体では1桁の前半の成長だったが、マーケットプレイスは、アパレルが2桁台で成長、玩具は35%から36%、ホームも同程度成長し、市場シェアの増加とビジネスの成長を実現した。宣伝収入の増加によって電子コマースの採算性が近い将来実現するが、ウォルマートはそれで満足せず、電子コマースだけでの採算性を目指している。国内の世帯の90%が10マイル圏内に入る4,700ヵ所の店舗網が強さとなっており、経費が少ないラストマイルの配達、そして食品販売のシェアが高い事も利点となる。この高頻度の電子コマース販売が、フルフィルメント網などに対する相当な投資の要因となっている。

まだ、電子コマースだけで利益は出ていないが、近い将来には実現する様である。アマゾンにとって、ウォルマートはますます強力なライバルになりつつある。

昨日レポートしたマクドナルドの新コンセプトのレストランが、正式に発表されている。1号店は、シカゴ郊外のボーリングブルックで開店、2024年中には10ヵ所ほどのレストランが、ダラス・フォートワースとサンアントニオ地域に開店される計画だそうである。メニューには、新しい飲料や、スパイシー・サンドイッチ、ブラウニーなどスウィートも揃っている。利便なドライブ・スルーとデジタル注文が用意されている。

レストランのニュースをもう一つ。カリフォルニアのハンバーガー・チェーンIN-N-OUTバーガーは、399店目となるレストランを、今日カリフォルニア州サンワン・カピストラーノで開店した。