1月 10, 2024 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートCEOのダグ・マクミランは、昨日から開催されているCESで、同社が考える未来のコマース像を紹介した。顧客を中心に全てがコネクトされ、フリクションレスで、常に期待を超えるコマースとなる。そして顧客のより良い生活を目的とする。具体的なテクノロジーでは、AIを活用した検索(例えばフットボールの試合を観ながら食べるスナック、試合を観るテレビなど)で適切な結果を提供する。「インホーム・レプレニッシュメント」と呼ばれる顧客のニーズを予測して商品の補充を、顧客宅のキッチンやガレージに届けるサービス、「ショップ・ウィズ・フレンズ」と呼ばれるソーシャル・コマースのプラットフォーム。これはARを使ったバーチュアルの商品を友人とシェアしながら選ぶといった趣向である。

これらは、これまでの小売での商品発見ではなく、顧客に合ったパーソナライズされた買物経験を提供するものとなる。過去10年ほど続いているオムニチャネルが、これからはアダプティブ・リーテイルに進化するとグローバル・チーフ・テクノロジー・オフィサーであるスレシュ・クマーは述べている。

他にも、傘下のサムズ・クラブの出口で確認される領収書を、コンピューター・ビジョンなどの新テクノロジーを使って済ませる、ダラス・フォートワース地域でテストされているドローン配達を拡大して、近い将来に地域180万世帯に30分以内で配達をする計画などを述べている。

「セーブマネー・リブベター」のモットーは変わっていないのだろうが、リブベターの部分が強調されている。実現のためにはかなりの投資となり、それなりの成長が必要だが、これからの消費者は、あまり無駄な物消費をしなくなるだろうという考え方があるのも事実である。