2月 4, 2024 オフ・プライス・ストア スーパーマーケット ディスカウント・ストア ドラッグ・ストア 流通業 0

最近小売店での万引きなど盗難が増えたため、商品を施錠されたケースに保管する小売店が増えている。通常、ケースの近くに社員に連絡する装置があり、呼びボタンを押すと社員が来てケースを開けてくれるが、すぐに来るわけではなく待たされる。あまり長くかかると諦めてしまう時もある。そんな問題を解決するテクノロジーも開発されている。サンディエゴに本社をもつ「インダイム:Indyme」で、Aiを使った保安システムなどを開発している会社である。システムは「フリーダム・ケース」と呼ばれ、買物客が持っているその小売店のリワード・カード、アプリ、携帯番号、顔認識などを使って施錠されたケースの鍵を開けることが出来る。カメラもついており、開けたケースから取られた商品もモニターもする様になっている。問題がある場合はアラームが起動され、店舗の社員に連絡される。勿論、個人情報は暗号化されており、共有される事はない。既に、ウォルグリーンズ、TJ マックスやクローガーなどの店舗でテストされており、今後拡大される計画である。同社によると、商品を施錠されたケースに入れると、その商品売上が15%から20%減るそうである。

施錠ケースに入っている商品は、高額なものとは限らず、髭剃りのフォームやスキンケアの商品なども入っている。筆者は、ケースを開けてもらうのに時間がかかるだけでなく、購入商品が小さな施錠ケースに入れられて、退店時に出口の社員に出してもらわなければならない場合が多いので、最近はそれらの商品を購入する時は、オンラインで注文し店舗でピックアップしている。その後、入店し生鮮食品など自分で選びたい商品を購入している。二度手間になるが、在庫切れなどが事前に分かるのでそうしている。一方、小売業にとってはショッパーとドライブアップへの配達の人件費が余分な経費になると思うが、全体的には、盗難の損失の方が大きいのかも知れない。ジャスト・ウォーク・アウトなどキャッシャーレスのシステムがさらに改良されれ普及すれば、この問題も解決できると思われるが、まだ時間がかかるのだろう。