2月 16, 2024 アパレル オフィス用品 オンライン・リーテイラー オート用品ストア カタログ販売 カー・ディーラー コンビニエンス・ストア ジェネラル・マーチャンダイジング・ストア スペシャリティー・ストア スポーティング・グッズ スーパーマーケット ダラー・ストア.チェーン ディスカウント・ストア デパートメント・ストア トイ・ストア ドラッグ・ストア ファーニチャー・ストア フードサービス ブック・ストア ヘルスケア ヘルス&ビューティー ペット・ストア ホーム・インプルーブメント・センター ホーム・ファーニッシング リミテッド・アソートメント・ストア 会員制倉庫型店 宝飾・チェーン 家電・電子機器チェーン 流通業 経済 0

BNPL(簡易分割後払い)大手アファームのCFOのマイケル・リンフォードが、オンライン購入を深夜に行う消費者に関して面白い情報を述べている。フィンテックである同社は、顧客となる消費者の信用度を測るために、様々な情報を活用しているが、そのうちの一つに購入時の時間がある。深夜12時から午前4時の間の消費者の判断力は通常より低くなるそうで、結果支払いの遅延などを招く。毎時の遅延払いの率を比較すると、午前2時の購入がピークとなるそうである。買物客の一部は酔っ払っていたり、家計が苦しく悩んでいたりする場合もある。その他の時間のローンの遅延率はほとんど変わらないため、深夜の購入が危険であるとみなされているそうである。同社は、これら危険なローンを拒否することで、昨年の10月から12月の間の貸出額は、前年比で32%増加したが、30日以上遅延している支払い率は2.4%とほぼ変わっていない。一方、クレジット・カードを扱う大手銀行でも、2021年以降クレジット・カードの未払いバランスが同様に増えており、支払いが30日以上遅延している顧客の率も最大3%弱と高くなってきている。CNBC

*アメリカのカード残債は、最低支払額以外は、リボルビング・クレジットとして自動的に有利子ローンとなる

商務省国勢調査局は2024年1月の小売売上高を発表した、2023年12月から0.8%減少し、休日、営業日の違い及び季節を調整済み(価格変化は含まず)で7,003億ドル、前年比では0.6%の増加となった。2023年11月から202年1月までの3ヵ月間の合計額は、前年比3.1%増加、2023年11月から12月の売上高0.6%増加は、0.4%増加に改定された。車と用品,ガソリン販売を除くと0.5%減少(前年比+2.2%)、フード・サービスを除く小売だけだと1.1%減少(−0.2%)となる。
販売チャネル別売上推移は次の通り:

販売チャネル2024年1月/
2023 12月
2024年/2023年 
車と用品-1.7% -1.6%
家具と家庭雑貨+1.5% -9.8%
家電・電器製品-0.4%-5.8%
住宅資材とガーデン用品-4.1% -8.3%
食品と飲料+0.1% +1.9%
*グローサリー・ストア+0.6%+2.3%
健康美容商品-1.1% +5.0%
ガソリン販売-1.7% -7.5%
衣料とアクセサリー-0.2% +0.5%
スポーツ用品・趣味・書籍・音楽-0.2% -3.2%
ジェネラル・マーチャンダイズ±0.0%+0.9%
*百貨店+0.5%-6.7%
その他の雑貨小売-3.0% -2.7%
無店舗販売-0.8%  +6.4%
フード・サービス+0.7%+6.3%
出典:商務省国勢調査局 *サブ・カテゴリー

1月の小売高は、好調だったホリデー商戦の後で、全体的に不調だった。前月比で増加したのは、家具と家庭雑貨、食品と飲料、ジェネラル・マーチャンダイズのサブカテゴリーである百貨店、そしてフード・サービスだった。前年比で増加したのは、食品と飲料、健康美容商品、ジェネラル・マーチャンダイズ(百貨店は減少)、無店舗販売とフード・サービスとなる。2月に持ち直せばいいが、不調が続くと景気後退の可能性もある。

上記のクレジット・カードのローンのバランス増加も考え合わせると、ホリデー商戦で購入を増やした消費者は、今年に入って財布の紐を締めている事になる。GDPの7割ほどを占める個人消費の低迷は景気に影響するため、市場の不安を煽っている。