2月 17, 2024 ディスカウント・ストア リミテッド・アソートメント・ストア 会員制倉庫型店 流通業 0

インフレーションなどで家計が圧迫している世帯が増え業績を落としているターゲットは、価格訴求の顧客をターゲットしたプライベート・ブランドを開発、2月から発売し、今年と来年初めにかけて、様々なカテゴリーが加えると発表した。「ディール・ウォージー:Deal Worthy」と呼ばれており、生活必需品を対象に、1ドルの売価から集められ、ほとんどの商品は10ドル以下となる。電子機器などでは、電話のケースが通常の50%引きで売られる。

写真を見る限り、飾りのない白い包装が使われており、以前はジェネリック(無印)と呼ばれていたストア・ブランドに似通っている。スタイリッシュなPBを得意とするターゲットだが、ターゲット顧客層である世帯収入7万5千ドル以上の顧客も価格訴求が強くなっており、アルディ、グローサリー・アウトレット、ダラー・ツリーなどとの競争が増しているのかも知れない。商品カテゴリーの選択を工夫すれば、「タージェイ」の魅力を損なわないブランドになれるだろう。

来店客数動向などを調査しているプレイサーaiが、2023年全体及び第4四半期の来店客数状況を発表している。複数の業界の調査結果を発表しているが、ここでは会員制倉庫型チェーンとディスカウント・ストア、及びバリュー・グローサーの調査結果を紹介する。調査されているのはコスコ、サムズ・クラブ、BJ’sホールセール・クラブ、ターゲット、ウォルマートで、全体的に客数増加率が急上昇した2023年全体に比べ、第4四半期の来店客数の増加率は低くなっており、特に、ウォルマートは第4四半期に1.1%前年比で客数が減っている。一方、バリュー・グローサー・チェーンでは相対的に良く、アルディは前年比で客数増加率が、2023年全体の+12.7%から4四半期では+13.3%に上昇し、グローサリー・アウトレット(+16.8%, +11.2%)、トレーダー・ジョーズ(+11.9%, +7.9%)、マーケット・バスケット(+10.2%%, +6.0%)では、多少増加率が落ちている程度である。家計の状況が消費者の小売店の選び方に反映されている様である。