2月 24, 2024 ファーニチャー・ストア ホーム・ファーニッシング 流通業 0

昨年倒産した「ベッド、バス&ビヨンド」の商標を2,150万ドルで買収、オンライン販売のウェブサイトも変え、そして経営陣も刷新したビヨンド・インクは、2023年12月31日で終わった第4四半期及び通年の業績を発表した。

ビヨンド・コム2023年度第4四半期前年比増減率2023年度前年比増減率
総売上$384.458-5.0%$1,561,122-19.1%
営業利益/損失-$64,562N/A-$118,105N/A
純利益/損失-$160,993N/A-$307,842N/A
1株あたり利益/損失-$3.55N/A-$6.81N/A
単位:千ドル(1株あたり除く)

アクティブな顧客は、第4四半期に前年比で9%増加して560万人となった。同社会長のマーカス・レモニスは、在籍75日で今後の急成長の土台を築いた。アクティブ顧客は過去3年で初めて増え、70万人以上を加えた。目標は、2024年に20億ドルの売上、2025年には30億ドルをあげ黒字化することである。経費節減は年間4,500万ドルを目標としている。オーバーストックの新CEO、デーブ・ニールセンは、「オーバーストック」のオンライン販売を、ショッピファイとパートナーで2024 年第1四半期中に復活させると述べている。これは昨年9月に発表されていたが、時期を早めることになる。ベッド、バス&ビヨンドの売上が、現況下で任意購入商品であるホーム商品の需要は高くなく低迷しているためで、オーバーストック・コムで販売していた、見切り商品のバーゲン価格での販売を増やす事にフォーカスする。会長のレモニスは、オーバーストック・コムのベッド、バス&ビヨンドへ移行は致命的な間違いだったとも述べている。

ベッド、バス&ビヨンドの認知度による需要を過剰評価した結果で、オーバーストック・コムの中心顧客だった、見切り商品のバーゲン価格を求める顧客に再アピールする様である。小売業にとって、ターゲット顧客の疎外は、避けるべきだろう。最近のウォルマートのリテール・メディアなど代替え収入へのフォーカスで利益率を上げる試みは、エブリデー・ロー・プライス(EDLP)で世界最大の小売業となった同社の、コア・バリューを変える事になる可能性がある。アマゾンとの競争に執着し過ぎている様に見える。