2月 26, 2024 スーパーマーケット 流通業 0

クローガーによるアルバートソンズの買収計画は、今年前半には終了する予定だったが、連邦取引委員会がこの合併を阻止するために提訴した。オレゴン州の連邦裁判所に提訴され、理由は合併の結果、消費者に対する食品の売価が上がり、地域で働く人達の平均賃金が下がるとし、独禁法違反を主張している。また、計画されている同地域での店舗売却は問題を解決しないとしている。WSJ

この提訴に対して、クローガーは2003年以降、50億ドルの投資によって売価を下げており、結果粗利も5%下がった。顧客に奉仕して成長するこのビジネス・モデルは、合併後の会社にも適用され、消費者に対して新鮮で求めやすい食品を提供すると反論している。消費者に大きな影響を与えているインフレーションは、既に彼らの家計を圧迫しており、合併阻止によっては解決しない。代わりに非組合小売業である、既に大きな市場シェアを持つ、ウォルマート、コスコ、アマゾンなどのグローサリー販売のシェアを上げるだけであるとし、法廷で争うと述べている。

食品小売業界で、まとまれば史上最大となる合併交渉は、まだ長引く様である。今後の交渉過程で、追加の店舗売却などの譲歩が提案されるかも知れない。