4月 7, 2024 アパレル 流通業 0

日本のユニクロが、アメリカの店舗数を増やしている。これまで店舗が無かったテキサス州で5ヵ所の新規開店、既に19店舗が開店されているカリフォルニア州でも6ヵ所が計画されており、2024年全体では、マサチューセッツやワシントン州を含み20ヵ所以上を開店する。同社の計画では、2027年までに200店舗チェーンにする。

Uniqlo Spring/Summer 2024

ユニクロは、2005年に初めてアメリカに進出したが、消費者に対するブランドの認知度が低く、予測を下回る売上しか上がらず、過剰在庫を値引き販売したためかなりの損失を出した。結果、幾つかの店舗を閉鎖している。ユニクロUSAの現CEOである進藤宣英氏は、インタビューに対して、アメリカのショッパーの理解と、彼らによるユニクロの理解に時間がかかったと述べている。その後、ブランド・マーケティングに投資、アメリカ人のショッパーの理解も深めた。例えば、アメリカの店舗に在庫されている、丈の短いクロップト・Tシャツは、他の海外店では販売されていない。また、ヒット商品として話題になったショルダー・バッグは、すぐに別の色を売出し、需要に応えている。同社の電子コマースの成長は、新規店舗開発のための立地選びをより適切にしている。テキサス州にはリアル店舗が無かったにも関わらず、ニューヨーク州とカリフォルニア州に次いで、電子コマースで3番目の売上となっており、今年の新規開店の判断材料となった。同社の2023年度の業績では、北米の売上が43.7%増加して211億円(現在の為替で$10.8億ドル)となっている。

最近開店された店は、以前のユニクロに比べ、商品もベーシックからよりファッショナブルになってきており、インフレーション下でバリューを追求する消費者が多くなっていることも幸いしているとみられる。WSJ

最近、ユニクロの店へ行くと、確かに客数が増えており、高級モールであるサウス・コースト・プラザでも、来店客数の多い店舗の一つとなっている。