4月 10, 2024 スーパーマーケット ダラー・ストア.チェーン ディスカウント・ストア リミテッド・アソートメント・ストア 会員制倉庫型店 流通業 経済 0

先日「99センツ・オンリー・ストア」の閉店セール、その後の倒産申請が発表されたが、ダラー・ストア・チェーンの来店客数は、2023年に増えていると、来店客数などの調査を行っているプレイサーaiが、「2024年の消費者レポート」で述べている。いくつかの小売業界トレンドが見られるが、一つの傾向として、ディスカウント&ダラー・ストアの来店客数シェアが着実に増えており、その分スーパーストアの来店客数が減っており、グローサリー・ストアはそれほど変化していない。注:*グローリー・ストアには、アルディやグローサリー・アウトレットなども含まれているが、ウォルマートやターゲットなど大型のディスカウント店舗はスーパーストアに分類されている

スーパーストアだけを比べると、ターゲット、コスコ/サムズ・クラブ/BJ’sホールセール・クラブが増加しており、ウォルマートの来店客数が減少傾向にある。理由としては、ウォルマートの店舗閉鎖に対して、ターゲット、コスコ、サムズ・クラブ、Bj‘sは店舗網を拡大している事実に加え、伸びているブランドが中流以上の富裕層の顧客を多く持っていることが挙げられる。ウォルマートも富裕層の顧客増加を述べているが、全体的には予算に厳しい顧客が多いと見られる。生活必需品であるグローサリーの売上が過半数を占めるウォルマートの場合、インフレーションの影響で、単価の低いダラー・ストアなどに常連客の一部が移動しているとも考えられる。

米国労働省労働統計局は、2024年3月の都会地域の消費者物価指数が、前月から0.4%上昇した2024年2月から、季節調整済みでさらに0.4%上昇したと発表した。過去12ヵ月では3.5%(季節調整前)の上昇率となる。食品とエネルギーを除くと0.4%上昇(過去12ヵ月では3.8%上昇)となる。

食品全体は0.1%上昇(+2.2%),うち外食は+0.3%(+4.2%)、家庭での食費は±0%(+1.2%)、エネルギーは+1.1%(+2.1%)、うちガソリンは+1.7%(+1.3%)、燃料油は-1.3%(-3.7%)、電気代は+0.9%(+5.0%)、天然ガスは±0%(-3.2%)、新車は-0.2%(-0.1%)、中古車は-1.1%(-2.2%)、アパレルは+0.7%(+0.4%)、医療品は+0.2%(+2.5%)、エネルギー関連以外のサービスは+0.5%(+5.4%)、住居費は+0.4%(+5.7%)、運輸サービスは+1.5%(+10.7%)、医療サービスは+0.6%(+2.1%)だった。

家庭での食費は前月と変わらず、6食品グループのうち3グループの価格は下がり3グループは上がった。その他食品はバターの5.0%値下がりを初めとして全体で0.5%下がった。うちシリアルとベーカリー商品は0.9%下がり、これは1989年以来、最大の月間下げ幅となった。乳製品と関連商品は0.1%下がった。食肉、鶏肉、魚、鶏卵は0.9%上昇、うち鶏卵は4.6%上がった。非アルコール飲料は0.3%上昇、青果は0.1%上がった。

外食は前年比で4.2%上昇、リミテッド・サービスは5.0%、フルサービスは3.2%、それぞれ上昇した。

都会地域の全体の消費者物価指数は、過去12ヵ月で3.5%上昇し、1982-1984年を100とすると312.332となった。

インフレーションは、まだ収まっていない様である。連邦準備制度委員会による誘導金利(現在5.25%-5.50%)の引き下げはまだ先になると予測される。