6月 2, 2024 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店業態は全体的に低迷しており、フォーマット自体が衰退期に入っているとも言われている。確かにパンデミック以降の売上推移をみると、かなり低迷している事がわかる。また、消費者の中心となりつつあるZ世代は、百貨店をあまり好んでいない。ただ、各社業績回復のための戦略を模索しており、今後進化した業態として成長する可能性はあるが、抜本的な改革が必要になると思われる。*売上推移は、商務省国勢調査局の調査を元に前年比増減率をプロット。

メイシーズは5月4日で終わった2024年度第1四半期の業績を発表

メイシーズ2024年度第1四半期前年比増減
総売上$4,846-2.7%
営業利益$125-48.8%
純利益$62N/A
1株あたり利益$0.22-60.7%
単位:100万ドル(1株あたり除く)

既存店売上は直営部門で前年比1.2%減少、ライセンスを含むと0.3%減少だった。ブルミンデールは、0.8%増加、ライセンスを含むと0.3%増加だった。ブルーマーキュリーは4.3%増加した。小型フォーマットの「ゴー・フォワード・ビジネス」は1.3%減少したが、ゴー・フォワードの新店舗50ヵ所では、既存店売上が直営で3.3%増加、ライセンスを含むと3.4%増加となった。

在庫は前年比1.7%増加している。2024年度全体では売上で223億ドルから229億ドル、調整後1株あたりの利益で$2.55から$2.90の予測に上方修正している。

ノードストロムは5月4日で終わった2024年度第1四半期の業績を発表

ノードストロム2023年度第1四半期前年比増減
総売上$3,2215.1%
営業損失-$21N/A
純損失-$39N/A
1株あたり損失-$0.24N/A
単位:100万ドル(1株あたり除く)

ノードストロムのバナーの売上は前年比0.6%増加、既存店売上は1.8%増加した。ノードストロム・ラックの売上は0.6%増加、既存店売上は7.9%増加した。デジタル売上は0.2%減少し、全体の売上の34%を占めた。同期に9ヵ所のノードストロム・ラックを新開店、今後18ヵ所のラック店の開店を計画している。期末でノードストロム・ラック264ヵ所、ラスタ・チャンス・クリアランスが2ヵ所、ノードストロムが93ヵ所、ローカル・サービス・ハブが6ヵ所、全体では365店舗(前年同期は347店舗)チェーンとなっている。

コールスは、5月4日で終わった2024年度第1四半期の業績を発表

コールス2023年度第4四半期前年比増減
総売上$3,178-5.3%
営業利益$43-56.1%
純損失-$27N/A
1株あたり利益-$0.24N/A
単位:100万ドル(1株あたり除く)

既存店売上は前年比4.4%減少した。在庫は13%減少している。

2024年全体では、売上で2%の減少から4%の減少、調整後1株あたりの利益で$1.25から$1.85を予測している。